通勤時間を可処分時間に

今日知った言葉、可処分時間。自由に使える手取り収入のことを経済学で可処分所得と呼ぶのになぞらえて、自由に使える時間のことを可処分時間と呼ぶらしい。

1日24時間のうち、睡眠時間や仕事の時間などを、拘束されてしまう時間を除いた時間が、一般的に可処分時間とされている。社会人の場合、1日の可処分時間は3〜4時間ほどで、その時間をどうやって獲得するかという文脈で、エンタメ業界なんかでは使われるらしい。

 

さて、電車や車に乗って通勤している時間はどういう扱いかというと、可処分時間には含まれないとされている。毎日、決まった時間を拘束されるからだ。

でも、電車に乗って1時間弱かけて通勤している自分の場合、時間をうまく活用すれば、通勤時間も可処分時間になり得るなと思った。

 

家に帰ると家族がいるので、なかなかゆっくりと考えごとをする時間が取れない。また、テレビやインターネットといった誘惑にも、すぐに負けてしまう。

一方で、できることが限られている電車での通勤時間は、考えごとをしたり本を読んだり、なかなか家で取り組めないことに没頭できる絶好の機会だったりする。


人生を豊かにするには、自由に使える時間の中で、考えごとをしたり普段の生活では得られないような知識や情報をインプットすることが必須だと感じている。

その意義ある行動を通勤時間に行えるなら、通勤する時間は無理やり拘束されてしまう時間ではなくて、可処分時間と呼ぶに値すると思う。


あとは自分の行動しだい。通勤時間を可処分時間に変えるべく、強い気持ちを持って日々の通勤時間を過ごしたい。


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