続々・第151回日商簿記2級炎上編 大先生ぶちぎれ返し

続きの続き。
商工会という大組織が三億円の検定料と多大な時間を受験生から強奪した第151回日商簿記2級検定から2週間あまり。
受験生のみならず大手予備校講師までが激怒、公式ツイッターは炎上し、朝日新聞などでその炎上っぷりがニュースとなり大問題となりましたが、所詮私達はありんこ。商工会という利権大組織の前には手も足も出ず、それでも職場の意向等で高い試験料を払って次の試験を受けなければならない理不尽さをかみしめながら前を向くしかない日々です。

そんな中、3月14日ホワイトデーに商工会から私たち受験生に、炎上のお返しとして熱いメッセージをいただきました。これがもうすごかった。

出題の意図といって、毎回どんな狙いでその問いを出題したのかを受験生向けに商工会が公表しているのですが、今回大問題児の第3問がどのように説明されるのか熱い注目を浴びていました。
そんな中公表された今回の説明の要約はこちら。

・何が難しすぎるやねん!こんなん基本よ簡単!これが二級レベルです!ちゃんと二級の勉強してたら余裕でできるわ!
・実務でもな、子会社二つ以上の連結が当たり前なんやからこれぐらいできんと困るわ!
・ぐだぐだいってる予備校講師さんよ、あんたらの教え方が悪いんだわ。講師やるならもっとちゃんと教えろや!
・ほんで受験生ら基本もできないレベル低すぎな。文句言わんとちゃんと勉強せんかいや。

悪意全開な関西弁要約になってしまいますが、でも検定側のすごいボリュームの説明をまとめると、結局「これが二級レベルじゃ文句あるかバーカ!」って事でした。

いやー…もうすごい。見て怒りじゃなくて笑ってしまった本当に(笑)
恐らくどっかの権威ある大先生に問題作らせて、書かせてるんだろうけど、先生ぶちぎれやがな。ただでさえ炎上してる受験生に油をタンクごとぶちまけるこの所業、大組織ならもっとうまくやってくれって思うけど、大組織だからか。

まぁでも、これが二級レベルだ!って検定側に言われたら、ありんこの僕らは何にもいえません。
平均合格率25%の中今回12%の超低合格率をどう考えてるのとか、第3問いくらちゃんと考えたら解けるっていわれても制限時間ある中で可能なんですかとか、そこまで容易言うなら正答率公表してくれませんかとか、いっぱい言いたいことあってもなんもいえません。

なんにも知らない人からしたら、勉強足りずに落ちただけでしょって見えてしまうのがなんとも。
こんなん許したら、検定側が合格率をいたずらに下げるためになんでもありで操作できる事になっちゃうんだけど。

ありんこさんが何を書いたところで何も変わりはしませんが、あの有名な日商簿記検定2級が、検定としてとんでもない杜撰な体制と考え方で行われているっていうことを少しでも知ってもらって、未来の被害者を減らせたらと思い書き残します。

一応あと1回、今回の試験の講評があるのでそれも見てまた書くと思います。正直書きたくないですが、なんかここまできたら全部残さなという変な使命感…

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