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ハムスターのいる生活

私は現在、夫とロボロフスキーハムスターを飼っている。
名前は「みたらし」。
毛並みの色がみたらし団子にそっくりなので私が名付けた。
実はみたらしの前にもハムスターを飼っていて、その子は真っ白だったので「大福」と呼んでいた。
和菓子の名前続きなので食いしん坊なのかと思われるかもしれないが、その通り食いしん坊だ(笑)
今回はいかに過保護にみたらしを育てているかを記していきたいと思う。

まず話は大福が亡くなるころにさかのぼる。
生き物を育てるのが初めてだった私と夫。
ペットショップで言われたとおりにお世話しているつもりでも、実際はうまくできていなかったのか、大福はわずか5か月で命を落としてしまった。
思えばハムスターの育て方の本も買わずにお世話していた。
なんてかわいそうなことをしたんだろうと自分たちを責めた。

みたらしに出会ったのは大福の葬儀を終えて2か月後。
ホームセンターで、寂しさを紛らわすために少し見るだけ、と寄った小動物コーナー。
そこで兄弟たちと仲良く回し車を回しているロボロフスキーハムスターがいた。
かわいさに見惚れていると店員さんが触ってみますか?と。
ケースの中に手を入れると、半数以上は逃げていくのに対して、私の手に興味津々な子がいた。
あとから知ったのだが、ロボロフスキーハムスターは臆病な性格で、あまり大きいものには近づかないという。
家の、片付けられていないケージを思い出し、決めた。
この子のこと絶対幸せにすると。

まずハムスターの本を買った。
ロボロフスキーハムスターは活発だから広いケージがいいと聞いたので、新しく用意した。
冬なのでハムスター用のヒーターを買い、一日中暖房をつけている。
エサはペレットのほかに野菜もほぼ毎日与え、ごほうびにヒマワリの種なども適宜与えている。
私たちが泊まりでいないときはペットホテルに預けた。
家にいるときは数分おきにケージの中をチェックし、みたらしが快適に過ごせているか確認している。
毎日体重を測り、毛並みを確認する。

ハムスターに時間やお金を取られて大変じゃないかと親に言われたことがあるが、全然そんなことない。
むしろみたらしが快適に生活してくれていることが、幸せでたまらない。

ハムスターの寿命はとても短い。
みたらしと過ごせる時間は限られている。
だからこそ、めいっぱい幸せにしてあげたい。
大福の分まで長生きできるように、健康でいてほしい。

今のところみたらしは順調に生きてくれている。
最初のころよりもまるまるとしてきているくらいだ。
(適正体重はもちろん守っている)
毎日元気に走り回り、安心しながら寝ている姿も見せてくれる。

ペットを飼うということは命を預かること。
その思いをいつまでも忘れず、大切に接していきたい。

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