Skype飲み会は楽しい
インドネシアで暮らしていた頃、どうしようもない孤独を救ってくれたものが幾つかある。
そのうちの一つが、Skype飲み会だ。
読んで字の如し、Skypeで飲み会をするのだ。
友人たち数名でSkypeのグループをつくり、あとは繋ぐだけ。
当時私が住んでいた場所の時差は日本と1時間だけだったから、仕事終わったらSkypeで!みたいなことができた。
もともと、日本にいた頃から時々このSkype飲み会をやっていた。
仲のいい友人グループがあったのだけれど、住んでいた場所が関東と関西で皆バラバラ。
なかなか集まって飲むことができない。
でも飲みたい。
そんな時に、誰が言い出したのかSkype飲み会。
皆自分の部屋で寛ぎながら、皆で酒を飲む。
これが結構楽しいのだ。
リアルな対面じゃないと盛り上がらないのでは?と思うかもしれない。
そんなことはない。
近年のテレビ通話のサービスは非常に質が良い。
回線状況にもよるが、音声の遅延なんかも殆ど気にならないレベルだ(少なくとも、インドネシアの回線でも問題無いのだ)。
そのため、たとえパソコンやスマホの画面越しだとしても、お喋りの楽しさが減ることは無い。
さらに、各々が自宅で飲んでいるため、それぞれが持ち寄ったお酒やおつまみについても盛り上がることができる。
たとえば、インドネシアのスーパーで買ってきたスナック菓子を見せて盛り上がったり、氷結の新しい味の食レポをしてもらったり。
お互い持ち寄ったものを実際に食べることはできないが、味の共有はできる。
こういう盛り上がり方は、なかなかお店ではできない。
また、例えお酒が得意でなくとも、ほかの人に気兼ねすることもない。
逆にお酒好きも自分のペースで飲める。
そして、ここが一番重要なポイントなのだが、飲み会が終わった後、家に帰る必要がないのだ!すでに自宅だから(発想が酒飲み)。
Skypeでなくとも、他のサービスでも似たようなことは可能だ。
昨今のウィルス騒ぎでイベントの中止が相次ぐと聞く。
その代わりに、とは言わないが、こういう形でイベントをつくるのは楽しいと思う。
私もなにか、できることを考えてみよう。
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