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常に変化できる環境で、物事の本質を追求する|301で働く理由 #1

「301で働く理由」は、301メンバーの多様なバックグラウンドと、それぞれがここで働く理由を、インタビュー形式で紹介していくシリーズです。

#1は 、CCO/グラフィックデザイナーとして活躍する宮崎悠へのインタビューをお届けします。

Q 今301でどんな仕事をしていますか?
グラフィックデザイナーとして、301の会社化以前のコミュニティ時代からビジュアルコミュニケーションを担当しています。伝えたいことが正しく受け手に伝わるように、ビジュアル表現を通じて「翻訳」したり、最も伝えたい本質の部分を抽出するために「要約」をすることが、グラフィックデザイナーである僕の役割だと思っています。

Q 仕事の中で301らしさを感じることは?
「事情」を抜きにして、本質の話をするところです。しがらみや人間関係、それぞれの立場の「都合」ではなく、「本当に伝えるべきはこれですよね」という部分にフォーカスした真摯な提案。これは、どんな人とどんな場面で仕事をする時も、一貫してフラットな関係を構築しています。ただ、何が本質で、本物なのかは自分たち自身で徹底的に考え抜く必要があります。そしてその「考え抜く」部分に301は価値があると思っています。

Q 301で働こうと思った理由は?
常に変化をしていたいから、です。物事というのは、学校なんかがいい例で、3〜4年で一度、成長が頭打ちになってしまう。高校→大学などのフェーズ変化が3〜4年というのは、成長が一周するタイミングなので、個人的にはとても合理的だと思っています。
301では、ちょうど5年目の現在、新しく「オフィスを分解して飲食店にしてしまう」という試みをしています。通常のデザイン会社ではあり得ない選択とスピード感で変化をし続けるので、常に刺激的です。飽きっぽい僕が続けられるのも、常に状況を変えよう、という会社のマインドセットによるところが大きいと思います。僕自身も今の時代、変化をしないことの方がリスクだと思っています。

Q 実際に働いてみてどう?
とにかく自由ですが、それに伴う責任もある。働く時間や場所は個人の裁量に委ねられているけど、それは自分勝手とは違う。何をしてもいいけど、その責任は他の誰でもない自分で負う。結果を出していればそれで良いんですけど、だからこそ楽ではないんじゃないかな。
僕は、ルールって「それがないと行動を規定できない人」のためにあると思ってるんです。だから、なるべくガイドラインは引かない。ボトムに合わせて縛るのは管理する側は楽ですが、思考力を奪ってしまう部分もある。だから、自分で考えて自分で責任をとる。すごくシンプルだけど、本当に全員がこうやって仕事ができているから、301の文化が生まれているんだと思います。

Q 今後取り組んでいきたいことは?
近年、デザインが担う領域が変わってきていると感じています。その中で僕自身は、視覚伝達領域の力を、空間やプラットフォーム作りに転換していきたいと思っています。その実現の第一歩が、先ほども話した、2019年の夏にできる飲食とオフィスを統合した301の新しいスペースです。
人間の五感の中で「視覚」は環境情報の9割を占めているとも言われています。もっともっとポテンシャルがあるはず。僕はビジュアルコミュニケーションの可能性を信じているグラフィックデザイナーなので、その力が発揮できるような新しいコミュニケーションをつくっていきたいです。


301では、夏の新拠点立ち上げに向けて、クリエイティブ組織の常識を超え、飲食業界の常識を超えていく、新しい仲間を募集しています。詳細は301のHPをご覧ください。

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