悲しきパクリ問題

ちょっと前(というか現在進行形かもしれない)、「TABI LABO」というサイトが結構な量の記事においてパクリ疑惑をかけられたことに対して謝罪にならない謝罪をし、メンバー、アンバサダー一覧のページを削除して現在に至る、という小さいいざこざがありました。

僕はTABI LABOというサイトは「なんかやたらと読まれているらしい」程度の認識しかなかったのですが、騒動を耳にしたら気になったので記事をいくつか読んでみました。そうしたら、確かに海外記事からのパクリ、引用、翻訳のオンパレード。ライター陣が個々人でやっているブログに使われている写真もGoogle画像検索にかけたら著作権放棄していないflickrの写真だったりして、なんというかDNAレベルでパクリが染み付いている感じです。

なんだろう、このネットから探したもので間に合わせてしまうのがデジタルネイティブというやつなんでしょうか。TABI LABOは他のサイトと比較すると独自取材を織り交ぜることもしているのでまだマシな方なのですが、当たり前のようにパッチワークで記事を作っているのを見ると、「この人自身の体験、意見、思想はいったいどこにあるのだろう」と疑問に思うと同時に、少し悲しくなってもきます。

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