見出し画像

はじめてのやまけい

地元の本屋にも売っていた「山と渓谷」。

アウトドアなど自分には無縁だな、と

おぼろげに思っていたけど、

会社がなくなり、

その都合で福島に来てからは

マラソン大会に出るようになったり、

今、二本松にいて思うのは、

「安達太良山近いし、登ってみたいな」

ということ。

環境にとても影響されやすい私です。


山登りに縁がない、というか、

川の側にある実家に住んでいて体感しているのは

「自然は恐ろしい」ということ。

海と山に比べたら、

そこまで恐ろしく感じない人も

多いかもしれない。

自分は川の側と言っても下流の川の側。

「それなのに怯えるなんて」と

思うかもしれないけど。

テレビでまれに見る川の水難事故。

その度に川は怖いなという思いを

重ねてきました。

下流の怖さは、

「ここに降ってなくても溢れることがある」

こと。


自分も経験した、昨年の台風19号による水害。

あの時は、川の上流、中流と、

川に沿って進んでいるかのように、

川の上を台風が通って行ったようなものだった。

その結果、支流が溢れ、

自分の居たアパートは1階で、

越水してベランダの下にさらさらーっと

川の水が来てる!と思ったら

10分くらいで30センチ上がり、

こぽこぽと床下から音がして、

「水が充填されとる…」と思ってるうちに

玄関のドアの下から水が入り、

みるみるうちに水没した。

東日本大震災以降、

荷物を減らしてたのが幸いしたけど、

それでも物が多くて、

「なんとなく捨てきれないな」と思ってたものは

その時軒並み処分された。

たくさんの服、

僅かではあったけど書籍・辞書類。

小型家電といえばいいのか、

電池で動くような電化製品も

あんなに持ってたんだ?とか思った。

貴重品類で水没させたのは、

各種資格の免状と、

市からもらっていた防災ラジオ。

それと別に普通のラジオと懐中電灯、

通帳・印鑑類は持って出てたから不思議。


下流の川があふれるのも

何度か体験したことがあって、

堤防のギリギリまで水が上がったことがあった。

川なんか渦を巻いて流れていて、

こんな風になるんだ、って恐ろしくなった。


さてさてそんな自分ですが、

「山と渓谷」を買ったのは、

1番に側に安達太良山があるし、

いつかは登ってみたいという気持ちから。

2番目に今回の特集、「地図読み」!

方向音痴に定評がある私ですが、

地図は見るのが好き。

山登りは当然、装備は重要だけど、

こう言った、山登りのための知識は

安全に楽しく山を登るために

重要だと感じています。

冬山は怖い、秋は秋雨が、

そうなると山開きくらいの時期の

天気が良くてカラッとしてる時期の登山が

ベストじゃないかな!と思ってるので、

来年の山開きに向けて体力と知識を蓄える、と。

そんな感じです。


次のステップは市販の山の地図か、

電子地形図に触れてみようと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?