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SNSで「ファンづくり」は、ほぼできない「個人」メディアの戦い方とは!?

こんにちは。佐藤奨(さとうつとむ)です。

「個人発信」できるツールが増えている

SNSに限らず、このnoteとか、Youtubeだとか「個人発信」できるツールは増えてきている。「個人」で発信ができるから、安易にそこで「ファンづくり」ができそうと思えるけれど、実態は、他で「評価」を持っている人の方がうまく行きやすい。なぜなら「ファン」を、その「個人」のメディアに集められるからだ。

SNSで「ファンづくり」はほぼできない

一方で、SNSで「ファンづくり」は、ほぼできなくて、SNSは「ファンが集まるところ」だ。ファンがそもそも存在していないのに、SNSを必死にがんばっても、なかなか「数字」は伸びませぬ。もし、それでもSNSでファンを増やしたいなら、SNSに流す「コンテンツ」のファンをつくること。でも、それって激ムズだよ。

SNSの外側でファンがすでにいる人が、SNSにファンを集められる、という意味で、SNSが起点でファンを増やすのが超絶ムズイ。

ファンが存在していない人が、いくらSNSとかで「個人発信」をがんばっても、なかなかうまくいかない。うまくいく場合とは、発信する「コンテンツ」に価値がある場合のみだ。発信するコンテンツに「惹きつけられる要素」が必要で、それを、継続的にやり続け「コンテンツ」のファンをつくる必要がある。

ファンのいる「個人」のSNSは、ファンづくりより発信の「最適化」

ファンがついている「個人」で、さらに発信する「コンテンツ」にも「惹きつけ要素」がある場合には、そのSNSは「最強」で付け入る隙がない。そうしたファンのいる「個人」の場合は「ファンづくり」というよりは、発信の「最適化」と言った方が良いだろう。つまり「編集」だ。良い素材を、SNSでどう編集するか?である。

こんなツイートもあった。

全くその通りだ。

同質性のコンテンツ以上の「惹きつけ要素」を継続的につくれるか?

まだ「ファン」も居ない人が「個人」で発信をがんばる場合、惹きつけ要素のある「コンテンツ」を継続してつくれるか?もちろんつくれる人はいる。

確かに存在するが、これからの場合、その発信する「カテゴリ」において、その他の同質性ある人のコンテンツ以上の惹きつけ要素があるか?の視点も必要。選ばれるには「価値」が必要だ。そしてそれを継続できるか?

惹きつけ要素のあるコンテンツとは、コンテンツとして成立しているものを参考に考えると良いだろう。

「アイドル」「雑誌(のカテゴリになってるもの)」「音楽」「映画」「人気スポーツ」「人気チーム」「スポーツ選手」「テレビ番組」「芸能人」「芸能情報」etc...などのコンテンツ

カテゴリを抑えるとかポジションを取るという言葉は、私個人としてはあまり好きな言葉じゃないが、上記のようなコンテンツとして成立するジャンルで、コンテンツとの接点のある読み手(選び手)側へのポスピタリティの視点でも、見つけやすい、独自性のある、ためになる、つながりたい。など、さまざまな動機で「選ばれる」必要があるだろう。

Youtuberとして成功できた人は、超ごく一部の、一握りの人たちで、上位1%もいかないレベルだろう。99%うまくいかない。SNSでも同じことだ。SNSは、誰でも気軽にできるだからこそ、余計に差がつきやすい。ほんのちょっとの差が100倍とかそれ以上の差になる世界だ。(例えば、Youtubeでは「やってみた系」の動画が溢れているが、数百万回再生されている動画は、100本に1本以下の確率だろう)

まだ無名な人が、SNSでファンづくりを目指しても、99%以上の確率でうまくいかないだろう。激ムズなのだ。

SNSで「ファンづくり」は難易度の高いことだが、SNSに流す「コンテンツ」のファンをつくることが大切。「コンテンツ」のファンづくり、というと、"なるほど・そうか"と分かった気になりやすいが、コンテンツは映画も音楽もコンテンツ。それらが例え同じ「土俵」にあっても、選ばれるほどの価値が必要。

「読み手側」がコンテンツに「惹きつけられるか?」の質

映画音楽が、例え同じ「土俵」にあっても、選ばれるほどの価値が必要とは、必ずしも同じ軸のコンテンツである必要はなく、あくまで「読み手側(コンテンツに触れる側)」が、そのコンテンツに「惹きつけられるか」という軸が必要。それも「単発」ではなかなか受け入れられず、専門性と継続性が必要だ。

つまり映画音楽のような「品質」の土俵ではなく「読み手側(コンテンツに触れる側)」が、そのコンテンツに惹きつけられるか?という意味での質、そして継続発信。この2つが求められる。

まとめ

SNSで「ファンづくり」は、もともとファンの集まっている個人(チーム)などでは、そのファンを集める場所としてSNSが機能しやすいが、ファンの居ない個人では、なかなかうまくいかない。

整理すると「新規ファン」をSNSで創出することはとても難しく、既存のファンを集める場所としてSNSが向いている。

ファンが居ない個人がうまくやるには、「読み手側(コンテンツに触れる側)」が、そのコンテンツに惹きつけられるか?という意味での質、そして継続発信が必要。それをやるのが激ムズなので、SNSで「ファンづくり」は、ほぼできない。という理解が必要だ。

厳しいことを書くようだが、うまく行っている「個人」は、それを実現しているはずだ。うまくやれている人は、なんらかの要素が人を惹きつけている。そして、それは超ごく一握りだけだ。

やる上で、まず、どこを目指すのかだが、まだファンがいない状態からスタートする場合、魅力あるコンテンツを継続発信できるのか?という問いが必要だろう。それが難しい場合は、SNSでのファンづくりより、SNSの外側でのファンづくりをしっかりやってからの方が、身を助く場合が多いだろう。

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