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国際開発学コースの授業:秋学期編【イギリス大学院#2】

こんにちは、英国イーストアングリア大学でMA International Development (国際開発学修士) をやっているSAORI(@2saori1)です!

今回は秋学期にとっている授業を紹介します。

1年間の学事歴や取得単位の概要は前回の記事を見てみてくださいね。

さて、今学期わたしが取っている授業はこちら。

1. Development Perspective (DP)

2. Rural Livelihoods and Agrarian Change (RLAC)

3. Social Analysis of International Development (SAID)

どの授業も2時間の講義と2時間のゼミ/週で、SAIDだけ12週を通して4回ゼミがプラスであります。そして、全授業オムニバス形式。平均3人の教授/講師が授業とゼミを担当します。

以下、各科目の評価や授業内容について、詳細に書きます!


1. Development Perspective (DP)

こちらは必修科目(compulsory module)。第二次世界大戦以降の開発学の歴史・潮流を概観する授業です。

【評価】
100% Essay (2500 words)

【授業内容】
W1: ガイダンス
W2: イントロダクションー開発の意味
W3: 近代化理論
W4: 従属理論
W5: 世界主義と世代間正義
W6: Reading weekでお休み
W7: 国家主導の開発とその例
W8: ワシントンコンセンサスと新自由主義
W9: 新制度主義とポスト・ワシントンコンセンサス
W10: 成長、貧困、ベーシック・ニーズ
W11: 人間開発とケイパビリティ
W12: 不平等、平等、正義


2. Rural Livelihoods and Agrarian Change (RLAC)

こちらは農業・農村開発コースの必修科目で、他コースの人は選択科目として受講できます。農村開発を様々な視点から捉える授業です。

【評価】
60% Essay (2500 words)
40% Exam

【授業内容】
W1: ガイダンス
W2: イントロダクション
W3: ライブリフッド・アプローチと貧困・脆弱性
W4: 食料安全保障と栄養、人間資本とジェンダー
W5: 財政的資本とマイクロクレジット
W6: Reading weekでお休み
W7: 社会関係資本
W8: 技術と農業変化
W9: 資産、土地の価値
W10: 人の移動と多様化
W11: インフラ・サービス供給とジェンダー
W12: EXAM

3. Social Analysis for International Development (SAID)

こちらは国際社会開発コースの必修科目で、他コースの人は選択科目として受講できます。社会学・人類学的な視点から開発を捉える授業です。私のイチオシです☺

【評価】
60% Essay (2500 words)
40% Exam

【授業内容】
W1: ガイダンス
W2: 平和
W3: 紛争
W4: 紛争後の平和構築
W5: 真実
W6: Reading weekでお休み
W7: 正義
W8: HIV
W9: マイクロクレジット
W10: 貧困
W11: 記憶
W12: EXAM

気になる授業・講義があった方は、テストやエッセイの記事もぜひチェックしてみてください!
ここまで読んでいただきありがとうございました☺

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