【翻訳つれづれ】Internal commitment

Internal commitment をどう訳すか。

直訳したら、内なる誓い、になるだろうか。

ちょっと堅くて分かりにくいから、自分自身への誓い、かな。

肚をくくる、という日本語が合いそうだ。

文脈によってこれらを使い分けようか。

「結果にコミットする」ってCMで市民権を得ているくらいだから、内面的な/内なる/内側のコミットメント、とすると、日本人的に何だかカッコよい感じがして新しい意味付けができて、いいかもしれない。でも、何だか上滑りするような、しないような。

そんなことに思いをあれこれ巡らしながら、翻訳するのが愉しい。

文脈をわかろうと、参考URLであるライフコーチの動画を見ている。

何だか、エネルギーが凄まじくてくらくらする。

自分についている嘘があぶりだされるようで、頭痛がしてくる。

Do I know who I am?

Do you know who you are?

――自分が何者かを、本当に、知っているか。

何を好んで、どこへ行きたくて、今を生きたいのか。

そういう日常に埋もれさせてなあなあにしていることを、

深く突かれ、おろおろしている。

自分は何者「である」か。

それはきっと、意識と選択の問題なのだ。

固定観念も何もそこでは問題ではなく、

決めるという勇気を持つだけ。

…みたいだ。


2020年7月5日 記


◇「自分への誓い」ないし「内側のコミットメント」について出てくる章がこちらです。『タイムウォーリアー』という米書を和訳しています◇



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