
コンテンツマーケティング未経験からプロジェクトチームリーダーへ!目標対比200%を達成した入社5年目社員が、コンテンツ業務のやりがいから今後のチームの展望まで語りつくします!
今回お話をうかがうのは、元国家公務員からベンチャー企業へ転職という異色の経歴を持つ入社5年目の福田さんです。
今では総勢12名と、社内でも最大規模のプロジェクトとなったコンテンツチーム。そんなチームでリーダーとして活躍中の福田さんに、コンテンツマーケティング業務のやりがいや今後のチームの展望など色々聞いてみました!
■プロフィール
名前:福田 将也(ふくだ しょうや)
生年月日:1994年06月08日
趣味:Jリーグ観戦、料理
入社時期:2018年11月
■はじめに ~ コンテンツチームとは? ~
ー まずは、所属しているチームと業務内容について簡単に教えてください。
介護チームの一員として全国の介護施設の採用をサポートしながら、コンテンツチームのリーダーとしてチーム全体の進捗管理やメンバーのマネジメントを行っています。
ー コンテンツチームはなにをしているチームなのでしょうか?
SEO対策の一環として、業界の豆知識や転職のためのマニュアルなど、求職者に役立つ情報を記事として作成し、コメディカルドットコムのサイト上で公開しています(実際の記事はこちら)。
現在は12名のメンバーが、各々担当しているクライアントの採用サポートを行いながら、並行してコンテンツマーケティング業務にも携わっています。
ー SEO対策とは?
Googleで検索した際に、自社サイトや記事が上位に表示されるようにするための一連の施策のことです。
コンテンツマーケティングもそのうちの一つで、ユーザーが求める情報を盛り込んだ質の高い記事を作成して公開することで、検索時に記事やサイトが上位に表示されるようになり、コメディカルドットコムをたくさんの方に知っていただくきっかけになります。
ー 具体的にどう進めていくんですか?
たとえば「看護師 志望動機」「介護士 給料」など、ユーザーがGoogleでよく検索しているキーワードを分析し、そのキーワードに沿った記事を執筆していきます。
記事を作成した後もトレンドや最新情報に合わせて記事を随時修正(リペア)し、ユーザーにとって価値のある情報を届け続けることで、各キーワードの検索順位1位を目指していきます。
■国家公務員からベンチャー企業へ。異色のキャリアの理由とは。
ー もともとコンテンツマーケティングに興味があったんですか?
いえ、特にそういった仕事に興味や知識があったわけではないんです。もともと人を育てることや支えることに興味があり、新卒では教育関係の中央省庁に入りました。
ー 公務員からベンチャーへ?
そうなんです。入省してからは上から言われた業務をただこなしていくだけで、社会人として武器になるような経験やスキルが身につかないと日々感じていました。
また、実力に伴って出世していけるような環境でもなく、自分のキャリアに悩んでいました。そこで、改めて自分はなぜ働くのかを考え直し、転職することに決めたんです。
ー セカンドラボを選んだ理由は何だったんですか?
知人に転職先を相談したところ、人材業界を勧められました。その時に「人を支える」ということと、就職の手助けをすることは近いなと気付きました。
受け身ではなく自らキャリアを作っていきたいという気持ちもあり、「人材業界×ベンチャー」を軸に転職先を探していたところ、出会ったのがセカンドラボでした。
入社の決め手はリクルーターの熱意でしたね。転職活動を本格的に始めた頃にスカウトメールをいただいて、興味は持ったものの選考に進もうという勇気が出ず、1回目はスルーしてしまいました。するとまたスカウトメールが届いて(笑)。
リクルーターと話してみると業界の課題を解決していくという熱い思いが伝わってきて、「就職の手助けをする」という軸に加えて社会的な意義も感じることができ、入社を決意しました。

■コンテンツマーケティングへ、未経験からの挑戦
ー コンテンツマーケティングにはいつから関わるようになったんですか?
入社してから2年半ほど経った頃、先輩から誘ってもらったのがきっかけです。最初から記事執筆のような業務をしていたわけではないんです。
入社してからしばらくは、先輩方や今の後輩たちと同じように、営業、カスタマーサクセス、サイトを拡張するアイデアの投稿などを中心に行い、サービスと業界の理解を深めていきました。
日々の業務にはやりがいを感じていました。ただ、コメディカルドットコムでは紹介会社とは異なり、求職者と直接会って話す機会というのはほとんどありません。だからこそ、直接会って話すのとは違う形で求職者にもっと寄り添いたいと考えていました。自分の言葉を記事にして求職者に届けたいと思い始めた頃だったんです。コンテンツマーケティングの話を聞いた時に、「まさにそれはやりたいこと!」と胸が高鳴ったのを覚えています。
ー 未経験からの挑戦はどうでしたか?
当時は、誘ってもらった先輩(加藤直也)がコンテンツチームを結成し、リーダーとして本格的に運営を開始していくようなタイミングでした。なので、未経験の自分はもちろんのこと、チームとしての実績やノウハウもほとんど0の状態です。先輩から基本的な記事の作成方法を教わった後はひたすら実践あるのみで、とにかくたくさん記事を作成しました。
先輩から教わったり、自分で勉強したことをすぐに実践して、結果から改善点を見つけて次に活かすという繰り返しでした。経験が増えていくことで徐々に業務が効率化され、内容も納得のいくものになっていきましたね。
■コンテンツチームリーダーへ抜擢
ー リーダーにはどのような経緯でなったのですか?
チームに加入して1年半ほど執筆を続けた結果、記事の企画、執筆、リリースまで一通り出来るようになり、自分が得たノウハウを後輩に伝えていけるようになりました。そのタイミングでチームリーダーに推薦してもらい、コンテンツチームの運営を任せてもらいました。
裁量を持って働き、自分の考えを形にしたいという思いからセカンドラボに転職しましたが、がむしゃらに走っていく中でその想いにグッと近づくことができました。
ー リーダーになってからはどのような仕事を?
自身も記事の作成を続けながら、マネジメントにかける時間を増やしていきました。会社の全体目標と擦り合わせながら、どのような記事をいつまでにどのくらい書くかの目標設計から、各メンバーの執筆が計画通り進んでいるかの進捗管理まで、旗振り役として先頭に立って進めています。
ー リーダーとして大切にしていることは?
チームメンバーの成長ですね。自分で結果を出せるようになってからは、チームとして自走していけるように自らのノウハウを積極的に伝えつつ、後輩に任せられる業務はどんどん任せていっています。
■苦しい時期を乗り越え、目標対比200%を達成!
ー 今の仕事のやりがいを教えてください。
会社の売上増加、求職者の満足(納得のいく転職成功)、クライアントのニーズ(人材の採用)を満たすことなど、セカンドラボが提供している価値の大部分に貢献出来ていることです。コメディカルドットコムは毎年応募者数が増えており、コンテンツチームはその一助になれているという自負がありますね。
また、チームマネジメントは昔からやりたかったことでもありますので非常にやりがいを感じています。チームメンバーが一人で記事を書けるようになる、企画が出来るようになる、質の高い提案が出来るようになるなど、メンバーの成長を目の前で見られるのはとても嬉しく思います。
ー 大変なことはありましたか?
あげればキリがありませんが、最初に感じたのはリーダーを任せてもらった3ヶ月で目立った成果を挙げられなかったことです。初めの3ヶ月間は自分が打ち出した方針が結果になかなか繋がらず、とても苦しかったことを覚えています。
また、決まったやり方がない、最新情報のキャッチにいとまがない、昨日まで好調だった記事の順位が突然暴落している、という変化の激しさもあります。常に不安と緊張感が付きまといますが、その分責任感や当事者意識を強く持てるようになり、仕事に対する考え方や日々の過ごし方も少しずつ変わってきたように思います。
ー 苦しい時期もあったんですね。リーダーになってからの一番の成果はなんですか?
重要指標であるセッション数(コンテンツ経由でサイトに訪れた人数)をリーダー引継ぎ時点から2倍にしたことです。1年かけて2倍にする目標でしたが、半年で達成することが出来ました。とても苦しかった最初の3ヶ月をメンバーと共に乗り越え、次の3ヶ月で大きな成果をあげることが出来たんです。この経験が今の自信に繋がっています。
ー すごいですね。具体的にどのような取り組みをしたんですか?
チームとして目標に到達できるほどの行動量を確保できていなかったので、まずはメンバーの適性を見極め、各々が自分の得意分野で力を発揮できるよう、新規記事作成とリペアの目標件数、配分を最適化していきました。
また、いたずらに記事の数を増やしていくのでは意味がないことも痛感し、ユーザーがどういった情報を求めているのか分析して、徹底的にユーザーに寄り添った記事を作り続けたことも大きかったと思います。

■最後に
ー 最後に、今後の展望と未来のチームメンバーへ一言お願いします。
セッション数をさらに増やしつつ、今後は「コメディカルドットコム」のユーザー数や応募数増加の役割も担えるように舵を切っていきたいです。今後も様々な壁にぶつかることになると思いますが、試行錯誤して成果に繋げることでサイト、会社が持つインパクトを高めていきます。
未来のチームメンバーへ。
私と同じように、コンテンツチームではほとんどのメンバーが未経験から活躍しています。今ではチームも大きくなってノウハウの蓄積や教育体制の整備が進み、これまで以上に未経験から成長出来る環境が整ってきていると思います。
コンテンツチームはまだまだ新しい仲間を募集していますので、是非一緒にチームを大きくしていきましょう!