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丸一日「デジタルデトックス」をして得た2つの学び

こんにちは、2nd GYMトレーナーの五十嵐です。
12月28日をもって、2024年の営業を終えました。感無量です。
会員の皆さま、関係者の皆さま、ありがとうございました。

これから8日間という長いお休みをいただくにあたり
実家に帰省するというような特別な予定もなく、ただ漫然と過ごすようなことはしたくなかったので、ふと閃いてお休みの初日は
「デジタルデトックス」をしてみることにしました。

日々多くの情報に触れ、学びを得るにも、SNS(複数運営)の発信もほぼ毎日行っていた私は情報の洪水に脳が疲れ切っていたように思います。そこでどこかで目にしたデジタルデトックスを、影響の少ないだろう年末長期休暇のタイミングに試してみたいと思ったのです。
デジタルデトックスは、スマホやPCなどのオンラインデジタル機器から一定期間離れることで心身の疲労やストレスを軽減させる取り組みです。
昨日の丸一日間、スマホやPCだけでなく、テレビやデジタル腕時計も遮断してみた結果を報告します。

最大のメリット

結論から言うと
丸一日デジタルデバイスから離れたことで

「頭がクリアになった」

という感覚が多くを占めています。
おかげで今日は朝から目覚めがよく、昨日の遅れを取り戻すかのように高い集中力で目の前のタスクに向き合うことができています。

昨晩は妻との会話が弾みました。
ふだんの晩ご飯は夫婦それぞれでYouTubeを見たりスマホをいじったりと、各々好きな時間を過ごしますが、昨晩にかんしては私がデジタルデトックスをするということで妻が配慮してくれて、会話がポンポンと弾みこれまでになくにぎやかな時間になりました。

それだけでなく、妻とおしゃべりをしていて気がついたのが、

「スムーズに言葉が出てくる」こと。

たぶん、ふだんは会話しながらも別のことを考えて、いや勝手に脳がそちらに引っ張られて、よどんでいた言葉たちが、まるで長い渋滞から解放された車のように明らかにスムーズに出てくるのでした。
これは興味深い発見でした。

その他の気づき

頭がクリアになったと実感できたのはデジタルデトックスをはじめて何時間も経ってからでした。その前に感じた気づきは散歩のとき。

まず毎朝のルーティンである朝の散歩のタイミングには
「お客様や仕事関係で誰かから連絡がきているのではないか?」と、100を上限としたストレスレベルは体感値で92~93でした。(0がまったくストレスがない状態として)今デジタル断食大丈夫なのか?と疑いたくなるくらい、落ち着かず不安で仕方がありませんでした。

そして日中の散歩の気づき。
基本的にスマホっていつも持ち歩いてるんですけど、なんとなくポケットの中でバイブレーションが揺れるのを感じて画面を見てみると実際は何の通知もきていないっていうことが多々あります。(私だけですか?)
だけど今回はスマホを持ち歩いていないわけで、通知がくるはずもなく、これまでいかに無意味に反応してしまっていたのだなと自覚しました。
それによってどうしようもないことに時間とエネルギーが費やされていて、エッセンシャルな時間が知らぬ間に垂れ流されてしまっていると感じたわけです。

デジタルデトックスの科学的根拠

AI検索エンジン「perplexity」に科学的根拠について聞いてみました。
「スマホやPCに触れないデジタルデトックスのメリットの科学的根拠を教えてください。」

・睡眠の質向上
デジタル機器の使用を控えることで、睡眠の質が向上します。これは、デバイスから発せられるブルーライトが体内時計を乱し、睡眠の質を低下させる効果があるためです3。寝る前にデジタル機器から離れることで、自然な眠気を取り戻し、より深い睡眠を得ることができます3
・ストレス軽減
デジタル機器の過剰使用は、脳に継続的な刺激を与え、ストレスを増加させます。デジタルデトックスを行うことで、この刺激から解放され、リラックスした状態を取り戻すことができます3。これにより、ストレスホルモンの分泌が減少し、全体的なストレスレベルが低下すると考えられています。
・集中力の向上
情報過多の状態から脱することで、集中力が向上します34。デジタル機器からの絶え間ない通知や情報の流入は、注意力を分散させます。デジタルデトックスにより、一つのタスクに集中しやすくなり、仕事や勉強の効率が上がる可能性があります。
・身体的症状の改善
デジタルデトックスは、肩こりや頭痛などの身体的症状の軽減にも効果があるとされています15。長時間のデジタル機器使用による姿勢の悪化や目の疲労が軽減されることで、これらの症状が改善される可能性があります。
・創造性の向上
デジタル機器から離れることで、創造性が高まる可能性があります4。常に情報を受け取る状態から解放されることで、自分の思考に集中する時間が増え、新しいアイデアを生み出す機会が増加します。
これらのメリットは、デジタル機器の使用を完全に避けるのではなく、適切なバランスを取ることで得られます。個人の生活スタイルに合わせて、デジタルデトックスを実践することが重要です。

perplexity

たしかに、昨晩はよく寝れて、スッキリとした目覚めを感じました。そして集中力も今は高まっている感覚もあります。総じて「交感神経がフルで優位になっている」感覚です。
その一方で感じたデメリットもありました。

デメリット

デジタルデバイスをいじるのは何もSNS閲覧や不毛なネットサーフィンだけではなく、普段の重要なタスク処理に欠かせないツールでもあります。なので、PCもスマホに使い慣れている状況では、それらがないと何も生み出すことができず、年末年始の特別感でゆったりとした空気感があったのは否めないのですが、生産性のない時間となってしまいました。

することがないから銭湯にいってリラックスをしたのも大きく影響はあるでしょうが、心が弛緩して締まりがなく、小説を読んでも眠気が襲ってきて、何をするにも「副交感神経が優位」になっている感覚が強く、退屈でした。

まとめ

退屈に感じて、何も生み出していない自分は大丈夫なのか?と若干の自己嫌悪がありましたが、1年のうちに一日くらい、こうして脳と体を休ませる時間があってもいいよなと思いました。

とくに、
・頭がクリアになったこと
・スマホに無意味に過剰に反応してしまってエッセンシャルな時間を垂れながしていた事実に気がつけたこと

これが一番の学びでした。
来年はより自分自身のやるべきことに、深く深くフォーカスできるようにできればいいなと思いました。

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