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文具は見えないものを見えるようにしてくれる - 『文具上手』土橋正


今日は、文具好きの私が大好きな本をご紹介します。
(2024年9月22日更新)


この本は、著者が取材をした、様々な職業の方々が登場し、仕事やプライベートで普段どのような文具を使っているのかを紹介しています。

例えば、ロディアの11番やツバメノートをいつどのようなタイミングで使うのか、なぜその文具を選ぶのか、そして、文具の話から、その人の仕事観、人生観などにつながっていきます。そこがとても面白い。


私が特に好きなのは、ポスタルコのプロダクトデザイナー マイク・エーブルソンさんのところです。

私はポスタルコのA4とA5の紙を挟めて使える「スナップパッド」という製品を愛用しています(以下ご参照)。なので、どのような方がデザインしたのだろうと、興味深く読みました。


最後に、マイクさんが文具の魅力を話してくれている箇所を抜粋します。

文具は見えないものを見えるようにしてくれるものだと思います 。

たとえば時間は目に見えません 。その時間を見えるようにしてくれるのが手帳です 。また頭の中で浮かんだアイデアを形あるものにしてくれるのがペンと紙です。

人間というものは見えるようになると、それがきっかけとなって記憶の奥底に眠っていたものを思い出すことができるんです。それまで関係を持っていなかった点と点が目に見えるようになることで繋がっていきます

文具は考える道具としてとても重要な存在です。


最後までお読みいただきありがとうございます。良い一日をお過ごしください。


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