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ブリリアマーレ有明に2年住んだ私が思う有明の良さとブランズタワー豊洲の是非

はじめに

数年前に転勤で東京に引っ越してきました。
私と妻の2人暮らし。
二人とも地方出身なこともあって、東京の土地勘は全くありませんでした。
そんな私がひょんなことからタワマンに住むことになり、湾岸エリアが気に入ってしまいました。

ブリリアマーレ有明との出会い

転勤当初は墨田区に住んでました。
通勤は楽だし、頑張れば東京駅から歩いて帰れる(だいぶ歩きますが)利便性には満足していましたが、道は狭く、街はゴミゴミしており、開放感が皆無なところ、近所にスーパー銭湯がないところは不満でした。

そんな不満もあったことから、定期的にSUUMO&Homesを眺めては、いい物件がないか探していました。
元々湾岸エリアは陸の孤島というイメージが強かったため、興味もありませんでした。
そんなある日たまたま、とあるタワマンが目に留まりました。
部屋は小さかったですが、分譲賃貸であるため、当然ながら設備仕様は豪華、そしてなにより、プールやお風呂がある。
自分には一生縁がないと思っていた高級タワマン、それがブリリアマーレ有明でした。

ブリリアマーレ有明とは

ブリリアマーレ有明はおろか、タワマンについても全く縁がなく無知だった私は、ブリリアマーレ有明について調べてみました。
このHPを見ていただくのが最もってとり早いと思いますが、非常に手の込んだHPです。

2008年築で築12年のマンションです。
33階建て、総戸数1085戸と大規模なのですが、特徴は最上階である33階すべてが共用部となっていることです。
その共用部はラウンジ、スパ、サウナ、プール、ジム、テラス、バー、ゲストルームと多岐に渡ります、まるでホテルのような豪華さです。
スパ(サウナ)、プール、ジムはそれぞれ利用に300円/回かかりますが、最上階からの眺望はとても豪華で、300円でも安すぎるくらいです。
一目見てすっかり心奪われてしまった私は、内見の申し込みを早速入れました。

ブリリアマーレ有明に住む

無事タワマンに住むことになりました。
住んでみて良かったところと残念だったところは以下の通りです。

良かったところ
・共用部の満足度が高い。
ラウンジ、スパ、プール、ジム、テラス、バー、ゲストルームどれも利用しましたが、同じマンションに上記の施設があるのはめちゃくちゃ便利です。
スパからの眺めは絶景ですし、気軽にサウナに行けるには、10年来のサウナーである私にとって、QOLを大きく高めました。
また東京のスーパー銭湯はどこに行っても高くて、人が多くなかなかゆっくり休めないのですが、基本的にマンション入居者専用の共用部であるため、いつも空いており、人混みが苦手な田舎者の私としては理想の環境でした。
また、ラウンジがあるおかげで、部屋は小さかったのですが、自分の時間を確保したい時は33Fをうまく活用することで、気分の切り替えができたと思います。
また部屋が小さくて困る点として、来客があったときのお泊り対応なのですが、ゲストルームがあることで、誰かが遊びに来たときはゲストルームに泊まってもらえたので、お互い気を使う必要もなく、とても便利でした。
(ゲストルームは4つあり、それぞれテイストが異なり、価格も違います4,000円~15,000円/泊)
ゲストルームは、そこら辺のビジネスホテルとは違い、露天風呂があったり、33Fからの絶景を拝めたりと非常にクオリティの高いものでした。
私のように狭い部屋に賃貸で入居しても、上層階の億超えの部屋に住んでいても、同じ共用施設を使えるので、豪華な共用施設があるマンションに低層&極小部屋に賃貸で入るのは、実はコスパが高いのかもしれません。

・街に人がいない、通勤が楽
これは、田舎者の私だからだと思いますが、東京の人のゴミゴミがとても苦手です。
有明エリアは他にもタワマンいくつかありますが、逆に言うとそのタワマンにしか基本的に人が住んでいません。
よって、エリアに住んでる人の絶対数が少ないため、人のゴミゴミ感とは無縁です。
また、電車もゆりかもめなので、毎日座れます。
私は豊洲で有楽町線に乗り換えて都内方向に通勤してましたが、有楽町線も都内方面の電車は空いているので、全然座れました。(逆向きは埼玉から多くの人が通勤で乗ってくるので大混雑)

・開放感がある
私が住んでいた部屋は目の前に建物は全くなかったため、カーテンを常に全開にして生活していました。
北向きで太陽は入ってこなかったのですが、カーテン全開だと意外に明るく、常にカーテン開けっ放しは開放感抜群でした。
また、都内とは違って土地にゆとりをもって開発をしているので、開放感があります。

・移動が思ったより便利
有明と聞いたとき、どこの陸の孤島なのかと思いましたが、徒歩4分でゆりかもめ:有明テニスの森駅があり、豊洲、お台場、新橋は一本です。
徒歩10分ちょっとでりんかい線:国際展示場駅があり、渋谷、新宿まで一本です。
マンションの目の前からバスが出ており、東京駅、銀座、門前仲町まで一本です。
どれも基本的に座れるので、移動は思ったより便利です。
またマンション近くにドコモサイクルシェアのポートがあるので、レンタサイクルを使えば、気軽に都内までアクセスできます。
有楽町まで30分あれば到着します。

残念だったところ
・近所に買い物施設が少ない
私というか妻の不満点でした。
隣に文化堂(スーパー)があるので、生活に必要なものは最低限揃いますが、それ以外の店はほとんどありません。
また飲食店も皆無なので、近所のご飯やでサクッとご飯を食べて帰ったり、行きつけの居酒屋に通ったりということはできませんでした。
その代わりに33Fにバー(レストランチックに使える)があるので、外食したいときは、33Fで済ますことが多かったですが、やっぱりマンネリ化します。
とはいっても、豊洲まで出れば、ららぽーともあるし、最近は徒歩圏内に有明ガーデンもできたので、徐々に改善されています。
有明ガーデンはテナントがいまいちだなという印象ではありました。
やはり三井のららぽーとの商業施設つくりは秀逸だなと感じました。

ブリリアマーレ有明についてもっと詳しく知りたい方は、以下記事でよりディープに語っています。

引っ越し

そんなこんなですっかりブリリアマーレ有明を満喫していた私ですが、子供が生まれることになり、手狭になったため、賃貸派の私が新築タワマンを購入し、引っ越しをすることにしました。

賃貸派の私がなぜ購入を決心したのかは、以下でまとめています。賃貸と購入で悩んでいる人は是非ご覧ください。

湾岸エリアがすっかり気に入った私でしたが、いろいろ検討を進めていく中で、湾岸エリアから離れることになりました。
が、引き続き湾岸エリアに興味はあるので、新築・中古ともにマンションを物色はしています。

ブランズタワー豊洲とは?

そんな湾岸を去る私にとって非常に魅力的な物件があります。
それがブランズタワー豊洲です。
愛が、長続きするタワーで有名です。


私が思う、ブランズタワー豊洲の強み弱みは以下の通りです。

強み
・眺望が良い
周辺はとても開放感がある立地のため、眺望の確保された住戸が多いです。
実際に現地に行ってみるとその良さがわかりますが、水辺沿いに建ったこの解放感は別格です。
今後同様のマンションが出てくる可能性もありますが、この眺望の良さはなかなか追随できないと思います。
専有部はリノベでいくらでも回収できますが、立地はどうしようもできません。
この立地がこのマンションの一番の強みだと思います。

・駅近
上記と一部重複しますが、豊洲駅まで徒歩4分です。
駅距離だけなら他にも優秀なマンションはありますが、えてして駅近マンションは開放感とは相反することが多いです。
そんな中で、徒歩4分を確保しながら、開放感のある立地は非常に魅力的です。

・商業施設開発
このエリアの弱みであったのが、スーパーの少なさだと思います。
豊洲ららぽーとのアオキがありますが、少し距離があるのと、アオキは少し高級志向なスーパーなので、多少好き嫌いが分かれると思います。
もちろんネットスーパーをうまく活用すれば、より生活を便利にすることは可能ですが、ネットスーパーは品ぞろえが限定的であることも多く、日常使いができるスーパーがあることはQOL向上に繋がります。
そんな中、今回マンションと合わせて商業施設も隣に建設予定です。
直結していなさそうなのが少し残念ですが、豊洲エリアの弱点が一つ克服されることとなります。

・新線計画
豊洲-住吉間の鉄道開通が計画されています。(有楽町線延伸?)
確定されているものではないですが、豊洲市場移転の条件であったともいわれているこの計画の確度は他鉄道延伸計画の中では、最も高いと思っています。
有楽町線延伸が実現すると豊洲駅の駅力、豊洲住民の利便性が大きく向上します。
豊洲の弱点は縦の移動がしづらいことです。
東西線にアクセスするためには、月島で大江戸線に乗り換え、門前仲町から東西線に乗り換える必要がありました。
その乗り換えも微妙に歩くため、時間のロスも大きく、乗車時間は短いのに、乗り換えに時間のかかるルートでした。
それが住吉まで一本となることで、東西線や都営新宿線へのアクセスが容易になると考えられます。
大手町勤務でバス通勤はNGといった方も今後豊洲が選択肢になってくるかもしれません。

弱み
・価格が高い
強いてあげるとすれば、やはり新築&東急の気合の入ったランドマークマンションということもあり、価格は高いです。
慣らすと400万/坪というのはやはり気軽に買える価格ではないと思います。
シエルタワー、ベイズ、スカイズが300~350万円/坪ということを考えると中古でもいいのではと思う人もいると思います。
(特にベイズ、スカイズは商業施設開発による恩恵を強く受けることと、ブランズタワー豊洲の価格に引っ張られて、今後価格が上がりそう)

ブランズタワー豊洲は買いか?

私は買いだと思います。
既に別の新築タワマンを購入した後だったので、検討に至りませんでしたが、購入前であれば、真剣に悩んでいたと思います。

以下に該当する人は、近隣中古がいいと思います。
・駅近!駅近!駅近!
→シエルタワー
・眺望重視だけど、坪400万は払えない
→ベイズ&スカイズ

駅近と眺望と豪華な共用施設と隣接するスーパーを兼ね備えたのがブランズタワー豊洲です。
このマンションは豊洲No1は難しいかもしれないですが、間違いなく豊洲を代表するマンションになると思います。
そう考えると価格は高いですが、価格維持力も高いと思うので、10年後ローン残債に売却価格が負けるとは思えません。
月々の支払いに問題なければチャレンジしても後悔はないと思います。

最後に

住んでみて思うことは湾岸エリアの開放感と清潔感はなかなか他のエリアでは享受できません。
住みたいときが買い時だと思います。
マンション価格はバブルだと言われていますが、いつ下がるかわかりません。
下がらないかもしれません。
家を買うことの一番の意味は家族のQOLを上げることだと思っています。
家を買いたいタイミングが今なのであれば、チャレンジしても良いと思います。

もちろん素人のぼやきなので、購入に際しては、入念にご検討ください。
特に月々の支払が問題ないかは第三者に相談することをお勧めします。
家を買いたくなってしまうと自身では正しい判断ができなくなります。

ハルミフラッグは?

駅近&タワマンのブランズタワー豊洲と比べて、駅遠&板マンのハルミフラッグはターゲットが大きく違うと思います。
ハルミフラッグは専有部の仕様も高く、価格も割安なので、グロス金額の比較で対象となるのかもしれないですが、資産価値観点だと確実性が高いのはブランズタワー豊洲だと思います。
ハルミフラッグについては、以下が参考になるので、ぜひご覧ください。

私自身の新築マンション購入の体験をブログでまとめています。宜しければブログも覗いてもらえると嬉しいです。




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