見出し画像

ステイホームなパパたちへ

外出自粛の日々が続きます。

子どもたちの休校日数は、夏休みをすでに超えました。「ひまー」「たいくつー」が口グセになっているかもしれません。

人間、ヒマになると、ろくなことを考えないものです。

ドラマで金曜日の妻たちはヒマになると不倫しました。山本リンダが言いました。「ふリンダ、困っちゃう!」
・・こちら親父ギャグ系 noteです。恐縮です。

全国的に家にいることが求められ、ステイホームでヒマを持て余しているパパが多いと思われます。

ステイホームを快適に過ごすには、自分のことより家庭のことを優先に。職場で自分のことしか考えない人は総スカンされるのと同じ理屈です。

同様に、職場だと汚れ役を率先して引き受ける人が尊敬されるように、掃除洗濯など汚れもの家事を率先して行うと好感度アップです。

妻が家族にイライラするのは、夫がハウスワーク(家事)しないことと、子どもがホームワーク(宿題)しないことで相場は大体決まっています。

まず、昼メシの問題を解消することを提案します。

椎名誠さんが『ひるめしのもんだい』のエッセイで、サラリーマンの共通問題は昼メシを何処で食べるか、何を食べるかであると喝破しました。

ステイホームの家庭では「昼メシを誰が作るか、何を作るか」が重要課題です。

いま、子どもの昼食を毎日用意するのが手間ですが、もう一人の大きな長男(=夫)の世話が一番面倒くさい、と妻たちは思っています。

お昼ごはんづくりをパパが担当するのはいかがでしょう。パパっと作ってくれると、妻は助かる。もちろん、皿洗いもサラっとこなす。

昼メシづくりのポイントは、ひるまないこと。

夫が定年になった妻たちからよく聞かれる不満に「これまで昼間いなかった夫が家にいるので、昼食を用意するのがしんどい」というのがあります。

男の料理力は、定年後に産業廃棄物化して妻から粗大ゴミで捨てられないための生命線。男おひとり様になったときを考えても、家事全般をこなす能力は必須です。

ステイホームな日々を、定年後の余生を過ごす予行演習と考えるのはいかがでしょう。それとも、余生の話しはよせー、な気分でしょうか。

定年後のシニア男性に必要なのは「きょうよう」と「きょういく」とよく言われます。「今日用がある」「今日行く所がある」。

現在お出かけがアウトなので「きょういく」はそのまま「教育」で。eラーニングで勉強したり、読書で過ごして教養を。

ほか、マンガ、映画、音楽、ゲーム等々、ステイホームの過ごし方バリエーションはいろいろあります。なかでもおすすめは、学生時代などに熱中した趣味を再熱する青春カムバック。

ぼくは20年前に熱中して視ていたNBAの試合をYouTubeで毎日みています。マイケル・ジョーダン、バークレー、オラジュワンといった往年のスター選手の活躍に胸を熱くしながら執筆作業。英語の勉強にもなり。

健康維持も重要。間食とお酒は控えめに。運動不足になりやすいので、筋トレやストレッチ。ダンス動画でダイエットもいいですね。うちはトランポリンが役に立ってます。

生活リズムを崩さないことも大切。Zoomのオンライン飲み会を楽しんだ後は早めに就寝。翌朝は、Zoomイン!! 朝! で迎えましょう。

気をつけたいのはネットサーフィン。SNSで情報の波乗りをしていると、あっという間に日が暮れます。ネット断食も一興。つながらない勇気を。

仕事の状況はそれぞれだと思われました。

緊急事態で多忙になられた方(医療従事者の皆様に感謝!)、在宅勤務をしている方、商売直撃で困惑しきっている方、それぞれの状況があると思います。

新型ウィルスで仕事の影響を受けなかった方はいないのではないでしょうか。

「笑っている父親になろう!」とFJは呼びかけますが、仕事で追い込まれたり、お金の心配があると、笑えなくなるんですよね・・。

ぼくはといえば、職業は講演業。3月以降の講演セミナーは全てキャンセルになり、収入はほぼゼロに。

副業でカウンセラーの仕事をしています。対面する場づくりが今は難しく、こちらも再開の目処が立っていません。

ぼくの専門はワークライフバランスですが、ただいまワークなしライフ状態。バランスどころではありません。あはは・・

それでもなお、笑って過ごせているのは「これまで何とかなってきたから今回もきっとなんとかなるはず」という根拠なき自信と、本業のパパ業があるから。

こうした状況でも親が笑っていることで、子どもは安心して過ごせるはず。

娘たちの食事を毎日つくる。noteにパパコラムをアップする。決まった時間に寝て、起きる。生活習慣を整えているうちに、気持ちが穏やかになってきました。

当初は、ピンチはチャンス!コロナに負けない!チャレンジ!!と自分をかり立てた時期がありましたが、平穏無事な日々も悪くないと思えるようになりました。

この日々がいつまで続くのか分かりませんが、淡々と受け止めて過ごします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?