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【note96枚目】一旦解除ということで

 大阪出身大阪在住のはるなつです。

 私の生活拠点である大阪府では4/25〜6/20及び8/2〜9/30が緊急事態宣言の対象になっていた。宣言が出ていない間も大阪府下の感染状況は深刻で、県を跨ぐ移動などを控えるようにお知らせが出ており、街の至る所が事態を知らせるように赤く灯っていた。

 大阪に住んでるし、大阪で働いてるしということでなるべくそれらに沿って日々の行動を取っていた。そんな生活でいくつか思った事がある。

①心の器が小さくなった気がする

 働かないことには、元気でいないことには趣味も楽しめない。と、名古屋が拠点のアイドルを推しているとはいえ今は県を跨いで移動してはいけないと考えていた。でも、流れてくるもの目に入ってくるものは同じく宣言対象地域から移動して現場へ赴き、相当エンジョイしてる知らんオタクの姿。人それぞれの考え方や気の持ちようがあると理解はできても感情が追いつかなくなった事が何回もあった。それもおかしな話で、「自分はやってるのに」という感情を一瞬でも他人に向けることは間違ってるんよね。お前がやってるからなんなん?知らんがなの世界。イベントを打たれたら行きたくなるのは悲しいオタクの性。真面目にしてる人間は損する一方の界隈なのかなぁ…と心がささくれ立つ一方で。これでささくれるくらいならやっぱりこの界隈のオタク向いてないのかもしれん…とか色々考えて、元々広くない心の器がさらに狭くなって腐っていくような心地。でもそれも今日で一旦置いていこう。成仏成仏。

②気の緩みにも思える

 これは反省の領域なんだけど、「大阪から出てないなら問題ないでしょ」などという勝手解釈に何度も嵌った。あちこち行ってたわけではないけど、ストリップ劇場は人が集まる場所だったしなぁ…これは勝手解釈で正当化していたと言えるかもしれないと反省。大阪府下でのプロレス興行やストリップ劇場通いとかね…あった。

③社会との適度な繋がりは大事

 働きたくねえなと思う日もあるけど、働いててよかった。家族だけとか、本当に一人だけとかそういう環境じゃなくて、血縁も何も関係ない人と一定数関わりながら生活する事の大事さを感じた。人と人の距離を離す要素もあるこの感染症。そんな中でも一応社会との関わりが担保されて生活していることは結構ありがたいこと。働けなかった時期もあったけど、働ける所があるのはありがたい。完全にへりくだるとかそう意味ではなく。私生活では人に会えなくて寂しいとか特になかったけど。おうちサイコー!1人サイコー!たまに友達とやるオンライン飲み楽しー!!

 たった1日で世界が変わるわけではないけど、たった1日とはいえ「外出しても一応人権は保たれる」世界には変わると思う。自分が気にしていた事も少しは軽くなる。行きたいなぁというところへ少しずつ行けたらいいな。

 近所の行きつけのバーがずっと休業していて、こないだ近くを通ったら道路側の網戸がボロボロになっていて悲しい気持ちになった。再開したらしっかりお金落としに行こう。