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休日を活かすために

働き始めてから感じている変化に,休日の生き方が変わったというのがある。

平日は仕事に全て捧げている,懸けている,全身全霊で取り組んでいる。
(…どうしてこう,具体的じゃない言葉ばかり出てくるんだ…)
自分は今の職場が好きだけど,それでも「仕事終わったら○○したいな」というのはいくつか出てくる。それを土日の二日間でどうやるのか,がでっかい課題。


土曜日はまだ疲弊が半分残ってる。日曜日はだいぶ疲弊が抜けてる。
しかし,疲弊が残っている内はまだ勢いがある。勢いで何かやることもできるし,疲れてて寝付きもいい。疲弊が抜けた頃の自分はだいぶマイペース。勢いがなくなってるし,寝付きも良くない。
一回自分のペースに戻してからというなら日曜日。
まだ疲れてるけどテンション高めでいっちゃえ!なら土曜日。
どっちかでやりたいことは詰め込んででもやる,もしくはやめておく。
いまのところは休日をコーディネートしつつ楽しむことが出来ている。

こんな風に,休日はペースをおとしながらも,しっかりと”生きている”のである。大学院時代はいつもひとりで過ごしていたから,土曜日とて,日曜日とて,特に大事にするでもなかった。もちろん買い物は土日にすることが多かったし,院生室だって土日は基本的に誰もいなかったから,一応平休日の区別はあったと思うが,今ほどじゃない。
土日のテンポを保っていたのはやっぱりラジオだった。JA全農カウントダウンジャパンや,オードリーのオールナイトニッポンが土曜日。皆藤愛子の窓caféや,有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMERが日曜日で,それは今も変わらない私の時計である。
この時計だけを見ていたのが去年。去年の時計としてのラジオは鮮明だった。今は「あ,今日オードリーのオールナイトニッポンの日か」状態。全てを趣味に捧げられるわけじゃない。それが不幸なのかと言えば,全然悪くない。だって自分がスピード出して走ってるからさ。寧ろこれでいい。


働き始めてから毎週末,カフェに行くことが多い。一杯のドリンクでここまで時間を楽しめるようになったのか…とも思うが,そのドリンクは一週間,心の中で温めてきた目標物なのである。
それから,毎週末,radikoを使って聴いていない番組を聴く。
それくらいで終わってしまう。だけど,やりたいことが全部ぎゅっとつまった土日になる。それに,土日明けの月曜日すごく新鮮に仕事できるから,休日を過ごすことには意味があるんだなあ。
たまに,何にもしなくてゴロゴロしてたら終わることもあるが,それが最上級の幸せかも知れない。意味も無くゴロゴロすることが,自分の頭の整理には実は大きな意味があるようにも思ってる。というか,そこまで頭を使ってはいけない気がする。そんなに全部手中に収めなくたって・・・いいよなあ。


平日楽しんで,そして休日まで楽しめている。仕事って悪くない。
平日,仕事1本で終わっちゃうけど,それもきっと良いことなんだろうな。




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