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日本を回遊して三年目出逢った有機お野菜のお話

はじめに

日本一周するといいながら気づけば今回で3シーズン目の北海道(三周目!
気づけば家を引き払い
気づけばパートナーと出会い
3シーズン目の旅

そんな3シーズン目な北海道
2シーズン目からお世話になってるオーガニックな優しいお野菜を作ってくれてる農家さんをご紹介

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オスピエ市場

北海道へ来れるようになって2年目
優しいお野菜屋さんを教えてもらった

#オスピエ市場
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真ん中が生産者さん

お野菜食べてみると人柄が表れるというか
とっても優しい味のお野菜
お気に入りだったのはプチプヨトマト グミみたいにプヨっとしてるトマト甘くてトマトの甘みが攻めてきて嫌な雑味がなく美味しかった
お家に持って帰りたいけとだいたい買ってその場で食べてたなー!
トマトさんってわりとおやつ的な位置にいてその場で食べちゃうw持って帰れなーい!

おやつに採れたて野菜とか贅沢すぎない?

すべてのお野菜達に変ななえぐみもなく
濃縮した味

味が濃いんですよ 伝わるかなー!伝わってほしいな

今まで採れたて野菜とかいろいろ食べてきたけど
やっぱりオーガニックに勝るものはないんだなって今年はっきりそう思いました。


オーガニック野菜とは
オーガニック(organic)野菜
「オーガニック」は英語で「organic」と表記される。意味は「有機栽培の」といったものだ。「自然食品」などと呼ばれることもある。有機栽培製法で作られた素材を用いた「オーガニックコットン」や「オーガニックコスメ」なども、「オーガニック」の意味としては同様だ。
有機農業を国際的な規模で推進しているIFOAM(International Federation of Organic Agriculture Movements/国際有機農業運動連盟)では、オーガニックの原則として「生態系」「健康」「公正」「配慮」の4項目を掲げている。
これは、可能な限り化学農薬を使わないことで、水や土、大気の環境保全を図ることのほかに、着色料などの添加物を可能な限り排除した食品の安全性や、動植物の生物多様性の保全、児童労働の禁止、適地適作・地産地消で地域の文化を大切にする、といった取り組みが含まれている。
つまり、人間が安全で美味しいものを求めるためだけの目標ではなく、自然界の健全な食物連鎖などの環境をできる限り保全したり、適切な労働環境や社会を実現したりするための取り組みでもある。
有機野菜
次に「有機野菜」だが、先述したように言葉としては「オーガニック野菜」と同義である。
一般的には、農林水産省による「有機JAS」と呼ばれる規格で求められる条件を満たした野菜を指す。この認定を受けていなければ「オーガニック」「有機」などと表示することができない。
有機JASの代表的な基準は次の3点である。
堆肥などで土づくりを行い、種まきまたは植え付けの前2年以上、禁止された農薬や化学肥料を使用していない圃場で栽培する
栽培中も禁止された農薬、化学肥料は使用しない
遺伝子組み換え技術を使用しない

「禁止された農薬や化学肥料は使用しない」とあることからわかるように、厳密にいえば、まったく農薬を使用していないというわけではない。有機農業においては、やむを得ない場合に限り、約30種類の農薬の使用が認められている。
無農薬野菜
それでは、「無農薬野菜」とはどんなものか。これは文字通り、まったく農薬を使わない野菜のことだ。
しかし、無農薬と謳ってはいても、圃場に農薬が残留していたり、周囲の田畑で使用された農薬が検出されたりするケースが頻発したばかりか、消費者のニーズの高まりにかこつけて、虚偽に無農薬を表示することも見られたことから、現在は「無農薬」といった表示をすることは禁じられている。
本当に、まったく農薬を使っていない野菜の場合、無農薬の代わりに「特別栽培農産物」と表示することは認められている。しかし、無農薬野菜を栽培する農家にとっては、「特別栽培農産物」では農薬を使っていないことが消費者にわかりづらいことが欠点と言えよう。
引用:SMART AGRI

農薬ってそんなにやばいの?

普段口にしているお野菜達
お野菜とってるからといって安心しないで!

農薬ってとってもこわい
気になる方はこれを見た後検索してみて
自分で求めた情報でなければ人は信じないし落とし込まないから

2020年10月現在
色素沈着もなくアレルギーも増えず
健康に日々の暮らしを送れていますが
この時味わった農薬の恐怖は未だいえず

あたりまえですが

できることから減農

食べるものはできるだけオーガニックがいいなと暮らしてきました



オスピエさんのお野菜

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これ全部ご好意でいただいたお野菜なの!
割れてたり規格外だったりちょっと売れ残っちゃったりしちゃった子達
なのにこのツヤツヤ感
光り輝いてる内側からくる「絶対美味しい」感
あー!もう食べてほしい食べさせたい
この美味しさなぜつたわらぬー!!!!!!

しかも、どれも一袋100円〜という良心的な価格(ほとんどが100円!
お話してわかったんですが
農作物にあげるお水も雨水か、雨がなかったら農薬の心配のない山奥地へ行ってお水を汲んできているんだって!(お水にまで農薬の心配とかしたことなかった)
それをジョウロで与えてるとか愛しかない

そんな優しいお野菜が大好きすぎて
美瑛につくと真っ先に通い出すんですが
3年目の今年はラッキーなことに生産者さんにお会いできる機会がとても多く
今までの思いが溢れ出し
初めてお会いした時に
お野菜のお味の優しさに私は毎年救われています
今年もこの子達を食べさせてもらえて幸せです

そんな気持ちを一方的に話しかけてました

(好きなことを仕事にしていても
とうもろこし収穫のお仕事 収穫期に入ったらトラクター部は絶対必要なので休み無しなのですよ
やっぱり人間、休息って必要ですよね
2020北海道での仕事ぶりはこちら
休みなしでも戦ってこれたのはオスピエさんの優しいお野菜を食べさせてもらっていたからだと思っています)

そしたら生産者さん泣いてしまって(ごめんなさい
季節のお野菜をお一人で作ってるんだから
スーパーにあるような品揃えって不可能というか不自然じゃないですか?
ですが例えば冬にトマトがない!という意見だったり
少し不揃いなだけで売れ残ったり

そんな意見に心痛まれてたそう
生産者様やさしすぎない?

ハウスでオーガニックをやっているわけでもなく
いやいや
オーガニックの野菜を育ててもらってるだけでも私たちからしたら超絶ありがたいのに
何を贅沢なこと抜かすんだと

そんな事をいう輩は
農薬たっぷりな店頭に並ぶ頃には収穫からかなりたっぷり時間のたったお野菜を召し上がれと

痛烈に思うわけです

わたしからしたら超絶美味しすぎるしかもオーガニックなお野菜を
veryべりー安価で提供していただける生産者様神様ですよと

そんなことを熱く語りながらハグしてお互い泣きながら抱き合って
お野菜のことをずっと考えていました。

仕事で農薬まみれ野菜ってどうなの?

最初の頃は
畑ちゃんに携われるならなんでも楽しくて
考えたこともなかったんですが
3年目

この畑に与えられた農薬の量
採れたてといえど農薬まみれのこの作物

ちょっとずつこの違和感は私の中で大きくなっています

今すぐどうにかすることはできないかもしれないけど
これらには決着をつけようと思っています

雇われる生き方より生産する方へ
優しい食べ物を供給したい=優しい人が増える


間引きニンジン


前途のオスピエさんで
間引きニンジンというものが売られていました
(商品を作るために間引かれるニンジンちゃん)

ニンジンちゃんは最初とても小さくかわいらしく
でも立派な葉を蓄えて売られていたあの子

葉っぱを揚げて食べたり
煮物にいれてもおいしいし(しっかり味がある!
小さい間引きニンジンさんが日を追うにつれ
どんどん実を大きくし
たくましい間引きニンジンさんに成長していくのを見ていました(買っていた?w

ある日生産者さんが
実が割れてしまったからと間引きニンジンさんをプレゼントしてくれた時があったんだけど

あんなに小さかった間引きちゃんがこんなに大きくなったんですねー!!!!!
(孫の成長を見るかのように
そんな会話をしたんだけど
その時生産者さん本当に我が子を育て上げた母のようなニュアンスで喜んでくれて

なんか野菜作りって愛があるよなって改めて思ったんですよ


効率のためにも農薬もしょうがない?

わたしも生きるために農薬使った農業に従事してしまっているので何もいえないですが
クリーンで安全な食を届けたいし摂取したい
そう深く考えた北海道の約3ヶ月でした

旅人4年目 家を持たない暮らしがもはや普通。物はたくさんは必要なく身の丈にあったものを身の丈にあった分だけ。なければつくる。Do It Yourself!