ささき

すなる、日記

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最近の記事

赤味噌すごい

本日は名古屋出張だったので、味噌カツやら土手煮やら、味噌味の食べ物をたくさんいただいた。 赤味噌ってすごいな。 味のパンチが普段食べている合わせ味噌と全然違う。仮に合わせ味噌が向井理だとすると、赤味噌は北大路欣也だ。それくらい違う。 塩っ辛くて濃くて深い。 赤だしと合わせ味噌のおみそ汁は全く別の料理だと感じる。赤だしで育った人は、これを「おみそ汁」だと思ってるのかな。文化が違うぜ、おもしろい。 金鯱ビールなる赤味噌を使ったビールも飲んだ。 しょっぱさは無く、ほぼ味噌は感

    • ハチミツで狂ってみた

      マッドハニーというハチミツをご存知だろうか。 主にネパールやトルコで生産されている軽い幻覚作用のあるハチミツで、舐めるとトリップできるというものだ。一応日本では合法で流通している。 原料となるシャクナゲ属の花の蜜や花粉に含まれる、グラヤノトキシンという自然毒にこのような作用があるという。 ・・・・・ こんなハチミツがあるよ、と教えてくれたのは、小学校から高校まで同じ学校に通っていた幼馴染の友人だ。 高校以降は疎遠になっていたのだが、ひょんなことから数年ぶりに再会して、趣

      • 台風と蛇

        夏は顔の皮脂がありえん量分泌される。 そりゃもう揚げ物の一つや二つ、カリッと作れちゃいそうなくらい。 かおあぶら 集めて揚げし メンチカツ 芭蕉 最悪だ、キモすぎるぞ、反省しなさい。 ・・・・・ 台風が来るとのことで、昨晩物干し竿を部屋の中に取り込んだ。 沖縄出身の会社の同期が以前「台風の時に物干し竿を外に出しっぱなしにしておくのは人殺しに等しい」と言っていたからだ。 強風に吹き飛ばされた物干し竿は高速で飛んでくる槍と同等だろう。確かに凶器になり得る。 久々に持った

        • 耳で読めるか

          今日は大分前に作ったお菓子のパッケージの作品撮りをしてもらった。 カメラマンさんに頼むとやっぱり全然違うな。餅は餅屋ですわ。 日記4日目、三日坊主の壁はとりあえず越えられた。よしよし。 ・・・・ ここ3ヶ月ほど、ちょくちょくaudibleで本を聞いている。 通勤時間や掃除中、料理中など時間を有効に使えた気分になるし丁度いい。 なんかステマみたいですね。 ともかく私は気付け薬的に何かしら音を聞きながらでないと生活を営めない節があるので、ありがたい。 新書は平坦な調子でつ

        赤味噌すごい

          コンテンツの湯殿

          今日は仕事がかなり暇だったので合間でネトフリのアンブレラ・アカデミーを見ていた。 割と最近見始めたのに、もうシーズン3に差し掛かってしまった。 シーズンを追うごとにキャラクターにも愛着がわいてきて楽しい。 映画やドラマの何がいいって、それを見ている間は自分の人生というクソでかい荷物をほっぽり出しておける、ということだ。 キャラクターの生きる物語に入り込むことで、一時的に自分の人生を降りることができる。 映画やドラマだけじゃあない。 漫画もアニメも本もYouTubeも、それ

          コンテンツの湯殿

          懶惰・懶惰・懶惰

          通勤電車で懶惰の歌留多(太宰治著)を読んだ。 懶惰という単語、初めて見た。 意味的には怠惰と同じらしいが、懶惰の方が相当に格好いい。 懶惰って書かれたTシャツ作ろうかな。良きネオニートTになりそう。 語弊があるかもしれないけれど、愛嬌のある文章で読みやすいなと思った。 前日に雪国を読み終わったばかりだったから、相対的によりそう感じたのかもしれない。 人のみっともない所、ものぐさな所、臆病な所、可愛い所が開けっぴろげに書かれていて安心する。 特に月から手紙をもらう章と沼のほ

          懶惰・懶惰・懶惰

          麦茶の自己肯定

          散歩中、適当な自販機で買った麦茶の商品名が「すばらしい麦茶」だった。 かなり自己肯定感が高い。が、味は普通だった。 これくらいの姿勢で生きていった方がいいのかもしれないな。 ・・・ 近所のイトーヨーカドーが閉店するらしく、売りつくしセールをやっていた。 調べてみると1982年から開業していたらしい。 白すぎる蛍光灯の光やだだっ広いクリーム色のフロアが徐々に時代から取り残されていっていることは感じていたが、そこに原風景的な安らぎを覚えていたので少し寂しい。ジャスコ感、とで

          麦茶の自己肯定