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ピアノの湿度管理をしないのはもったいない

4月に入ってから天気の変化が大きく、湿度も乱高下しているのでピアノの故障のご連絡がいつ入るかビクビクしながら過ごしています。すぐに直しに伺えるスケジュールであれば良いんですがね...保守点検という性質の仕事のつらいところです。

調律先でも、ブログやホームページでも「ピアノの湿度の管理」を口うるさいほどにお伝えしています。

湿度管理をしないのはもったいないというのが根底にあるんですよね。
限られたメンテナンス時間とご予算の中でする作業が、故障を直すことに費やされてしまうのが。

湿度管理がされていて土台が崩れていないピアノは、少し土台のずれを修正すればすぐに、音質を良くしたりタッチをより繊細に調整したりと「さらに良くする」作業に入れます。

土台が崩れてしまっているピアノは土台を組み直す作業から始めて、組み終わった頃にはタイムオーバー。そのピアノの良さが全然出せずに終わってしまいます。

ピアノのレッスンで言えば毎回譜読みから始めているようなもので、細かいニュアンスや曲の情景の指導まで行けていない状態です。

乾燥は今月で落ち着くでしょうが、5月以降はまた湿気対策の啓蒙期間が始まります。

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ピアノの調律師をやっています。同じく調律師の妻とピアノが好きな文鳥と3人暮らし。 ピアノや仕事について考えたことを書いています。