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弾くときは調律をするように、調律するときは弾くように

調律が終わってピアノを弾いて確認をしていると「すごくきれいな音で弾かれますね!」と言っていただけることが結構あります。(嬉しい)

演奏技術は全然な僕が褒めてもらえるような音を出せるのも、ただピアノの音が出る構造を知っているというのが大きいんだと思います。

ピアノを弾くときと調律するときの視点って、これだけ情報量が違うんです。

いろいろ写り込んでいるのは置いといて...

弾いているときにピアノの中でどんな素材の部品がどう動いて音が出ているか「視える」と音が全然違うと思います。なので機会があればぜひ調律のときに調律師に言ってもらえると、喜んで説明してくれるはず。

逆に調律をするときはこの解像度で仕上げすぎないように気をつけています。

「ど正論だけど正しくないよね…」みたいな = 「理論上完ペキだけど弾くとなんか良くない」ピアノになってしまわないように。(僕は「調律のための調律」と呼んでいます)

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