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ICTのココにお金をかけてください!

次年度より、小学校においても子どもたち一人ひとりにパソコンが支給されるみたいですね。

勤務校では、すでに教室には一台ずつタブレット型パソコンがあります。画面に写っているものをそのままテレビに投影したり、写真なども写せたりするので機能そのものはまぁまぁ使えます。ただ、そのようなICTを活用する(あるいは学校に整備する)上で欠かせないものがあることに気付きました。

①サクサク感
このご時世、子どもたちは家庭でタブレットやパソコン、あるいはインターネットをどんどん使っています。もちろん家庭のネット環境なので、ストレスフリーに使っている子どもが多いのではないでしょうか。また、スマホやタブレットも安価で高性能なものがどんどん登場しているので、子どもたちのICTスタンダートはかなり高い水準にあるといえるでしょう。

では、一方で学校のネット環境、あるいはタブレットPCの性能はどうでしょうか。実際に勤務校に支給されているもののサクサク感は皆無です。すぐ固まるし、ストリーミング再生(NHK for School等)をしようものなら全くつながらないことも度々。せっかくのICTもお金をけちっての結果だと本末転倒です。

②画質の高さ
今のスマホは皆さんよくご存知の通り、かなり画質がいいですよね、子どもも大人もソレに慣れていますし、当たり前だとさえ思っています。5年前のものを今みると、その画質の悪さが目に見えます。それほど日々技術が進歩しているのですが、学校でもそのような環境を整えるべきでしょう。

実際、iPhoneやiPadを活用して投影したものと、支給されているタブレットPCで投影したものを比べると一目瞭然。カメラの画質もぜんぜん違います。現在は教員だけが使用しているものなので、何とかなっていますが、子どもに支給するとなるとおそらく使い物にならないでしょう。

だからこそ、画質にもこだわってほしいと思います。教育予算がどこまでつくかは別ですが。


③直感的操作

これからタブレットを使って学習を進めていくとなれば、上記の2つの要素に加えて、直感性はかなり重要になるでしょう。例えば、グループで出てきた意見をマッピング方式で整理していくという活動をする際に、タブレットに直接書き込めるようにするとします。その際にiPadとApple Pencilのように直感操作できると活動がスムーズになるでしょう。

かなりApple製品よりに書きましたが、事実これが一番よいかと思います。子どもたちにとっても身近であるもののほうがすでに使い方も知っており、改めて操作を教えることもないからです。(Apple製品を子どもたちが普段から使っているという前提で話していますが、もちろん家庭によりけりです。)


しかし、そこまで求めようとするとおそらく莫大なお金がかかることになるでしょう。なので、一人一台のパソコンが整備されると言われていますが、どこまでの質の保証がされるかは不明です。しかし、教員が準備しておくことはできると考えています。

現在僕が使っているのは、こちらの製品。(アフィリエイトではないのでお金稼ぎで紹介していません笑い)


そしてこの画面をいつでもどこでも全体でシェアできるようにこちらのクラウドファンディングに投資しました。(クラウドファンディングの主催でもないのでこちらも全然関係ありません笑)

https://greenfunding.jp/carpediem/projects/3466


楽に、効果的に、教師も子どもも楽しい学習環境づくりが今僕がもっとも力をいれようと思っていることでした。

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