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建物と虫

建物に住んでいると、どうしても虫と遭遇することがある。
あんなに密閉された空間なのに、一体どこから入り込んで来るんだという感じだが、定期的に虫と鉢合わせするのだ。

マンションだと、どこかの配管を伝ってやってきたであろうGとか、小さなくもとか。 
(漢字にするとなんか怖いので、ひらがなにしておきます)
中には、マンションの明かりに集まった羽虫が舞い込んでくることもある。夏場だと、カブトムシとかクワガタとか・・・。この辺りの虫は、見かけると逆にテンションが上がるかな。

一軒家だと、むかでや大きめのくも、カナブンなどなど。虫ではないが、ネズミやネコなども屋根裏や庭あたりに隠れていたりもする。


こういった虫は、家だけではなく商業施設や学校などにもいたりする。
あんなに定期的に清掃しているのに、何故やつらは現われるのか・・・。特に多いのは、アリやGなどだ。

なぜか学校の外壁に、Gがさりげなく止まっていたのを見たことがある。特に動くわけでもなく、おとなしい雰囲気だったが、街中のこんなところにもいるんだ、と少し驚いてしまった。

ある日コンビニに立ち寄ったら、店内のゴミ捨て場所と給湯器の置いてあるテーブルにアリが数匹列を作っていたのも見かけた。



普段から掃除をしていても、建物の隙間をなるべく減らしても、なぜかやってくる虫たち。たまたま入ってきただけならいいが、定住されると少し厄介である。
害もなく、1匹だけでスペースお借りしてます!みたいな雰囲気のタイプならまだいいが、衣類や紙を食べてしまうなど、なんらかの形で害のある虫だと人間側としても対処をしなくてはならない。こちらも向こうも必死の攻防戦となる。中には泥試合となることも少なくない。それはそうだ。

向こうも生き死にがかかっているし、こちらも大切なもの時には自分自身がかかっていることもあるのだ。
それはもう必死になる。


…とここまで書いてきたが、一番はお互い距離感を保ちながら生活することである。そうすれば、お互い穏やかな気持ちで毎日を過ごすことができるのだ。こんなに幸せなことはない。

…それができたら苦労はしないんだけどね!!!


お互い干渉せずに生きていきたいものです・・・。




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