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【WS】アサルトリリィについて【ALL】

1.はじめに

どうも、エルヴィーです。
緊急事態宣言でしろくろフェスが中止になってしまい、残念でした。
まだ公式イベントとかも少ないと思うので、のんびりといろいろなデッキを調整しようかなと思います。

さて今回ですが、調整仲間の池氏(@ike_c)「アサルトリリィ」について語ってもらいました!
発売からちょっと時間が経ってしまいましたが、まだ構築に多様性が見られるくらい、良いカードプールだと思います。

なので、これまでやってこなかった切り口として、デッキ単位ではなく、カードプール全体について話してもらいました!
また最後にはファンとして、カードの原作再現についても触れてもらっています。



2.各色の特徴と印象

○赤
どのCX構成にしても、必ず絡む色ではないでしょうか。
アタック時に光景を使える 《戦場に舞う 二水》は必須と言っていいほど採用されるカードです。

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《凛々しく咲く 二水》《夏の思い出 梨璃&夢結》で色発生することになると思います。

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なんと言っても《凛々しく咲く 梨璃》は、自分が思う限りスーパーパワーカードです。
前述した二水や、連パンテキストを持つ《戦場に舞う 夢結》と並べて、ダメージを押し付けていくことができます。

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ただ、どうしてもランダム要素が絡むので、最終局面でのダメージ調整が難しいです。
下手にドラが乗ってキャンセルされて、ターンを返さざるを得ない事もしばしば...


○青
早出し回復の《凛々しく咲く 梅》がとても強力で、必須と言っていいほど採用されています。

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緩い条件で単体10500までパワーが出ます。
さらにフロントアタックされた時に手札に帰ってくるので、次ターンにも再度使える可能性があります。
使い方次第でいくらでも化けることができるという印象です。

今は減らしていますが、自分も最初はガッツリ4枚採用していました。
他に採用したいカードがあったら、自然と減っていくのかなと思います。

《穏やかな午睡 梅》のようなテキストを持ったカウンターが収録されたのも大きいですね。
梅の早出しをサポートしてくれます。

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○緑
 RR3種がとても強いです(そして可愛い)
しかし、自分も色々とデッキ構築している段階で度々思ったのが、「宝連動を採用しない限り緑の発生は難しい」という事です。

例えば自分がよく使ってる扉門構築の場合、早出しのバリエーションを増やす為に《凛々しく咲く 鶴紗》を採用しようとしても、緑の発生要員兼アタッカーとして《凛々しく咲く 神琳》くらいしか採用できませんでした。

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しかし、何かしらの宝連動を採用すると話は変わります。
それぞれの宝連動には相性のいい緑のカードが多いです。
それらは基本的にセットで採用されるので、対戦した時に緑が多い構築が1番警戒しなければならないと思っています。

緑が多いと《コスプレ部門優勝 雨嘉》が無理なく採用できます。
せっかく出した高コストのキャラを1枚で2枚処理される可能性があるのがとても恐ろしいです。

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3.気になるカードピックアップ

各色から1枚ずつ紹介したいと思います。

○赤 《あなたを待つ間 楓》

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TD収録の《元気いっぱい! 梨璃》を早出ししたり、全体に500上昇付与したり、2コスト自身レストで控えからキャラ回収したりと1枚3役の優秀なカードです。

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レベル0から3パンをしようとした時に手札にあると気持ちに余裕ができます。
3パンしようとした時の1パン目でCXが噛むとなかなか処理しにくい位置に埋まってしまいます。
だからといって、3パンするために出したキャラでアタックせずにターンを返すのももったいないと感じていました。
そういう時にこの楓が手札にいると、そういったCX絡みのケアができ、全体500パンプまで付いてきます。
大きな役割は無いですが、堅実に働いてくれる1枚です。


○青 《レアスキルの多重合成 梅》&《ふれあい》

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青からは何かと話題なこのカード。
5/3に行われた「おうちでしろくろフェス2021」のピラミッドファイトで、この梅を使った構築が殿堂入りしました。
しかも2人!

このカードはまだ試した事がないので、多くを語る事はできませんが、「アサルトリリィ」の弱点を克服し得ると思います。
【扉門】【扉宝】【8宝】といったよくあるCX構成では、デッキの回転が遅いという課題を抱えていました。
この梅はCX連動で4ルックからキャラをサーチするだけでなく、立ち集中も付いています。
CXの残っていないデッキの処理を1人で解決できてしまう優れた1枚ではないでしょうか。
今後、もしかしたら環境上位に入り込むのに一役買ってくれるかも...?


○緑 《コスプレ部門優勝 雨嘉》

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先程も紹介しましたが、改めてピックアップ。
理由も前述した通り、早出しや高コストのキャラを1枚で2枚処理できる可能性を持っているからです。
相手キャラの処理を目的としなくとも、登場時の山札3枚落下の為に使う事もあるので、比較的腐りにくい1枚だと思います。
そして何より可愛い



4.組めそうなデッキ

もうなんでもアリです笑

真面目な話をすると、どのCX連動の組み合わせでも、最強とは言えませんが、Tier2~3に食い込めるポテンシャルがあると思っています。

まだブースター1種ながら、1人のキャラまでこだわりを持ってある程度のデッキを組めるのは、とても魅力的です。



5.実際に組んでみて(デッキ紹介)

自分が今いろいろ試しているのが【扉門】なので、それについて扱います。

ちなみに、《凛々しく咲く 雨嘉》を採用した【扉宝】も組みました。
俗にいうテンプレに近く、強さ・弱さもみなさんが思う通りだったので、今回は割愛します。

スクリーンショット (275)

デッキコード:FBN8


コンセプトは「レベル1連動を多用し、ビートダウンする」というシンプルなものです。
他の人が気になりそうな部分だけ説明します。

○CX構成
レベル3連動の扉2枚、レベル1連動の門4枚、無連動の門2枚の2扉6門になっています。
この構築は「扉連動の梨璃と門連動の夢結を使いたい」というところから始まりました。
最初は4扉4門で回していましたが、
①1連動を貼ったターンに扉が噛むのが強く感じられない
②CX連動を多用したいのに、門がなかなか集まらない

という2点が課題に上がりました。
①については、門連動を複数使えれば、手札は上限枚数近くまで増えます。
②についても、レベル1連動のCXが門なので、門のトリガー効果で回収しにくかったです。

「それなら門を増やしてやろう」と半ば投げやりな感じで試したところ、思いの外感触が良く、この構成に落ち着いています。
《守護天使の契り 夢結&梨璃》のバリューも上がり、デッキの50枚がより強く扱える構築になったと思います。

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○《凛々しく咲く 鶴紗》の4枚採用

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【扉門】だと早出し回復は《凛々しく咲く 梅》が優先されると思いますが、こいつを採用しようとしたのは、千鳥回復が欲しかったから。
レベル1の門連動を複数回使えるように構築したので、手札はそこそこ余裕がありますが、一方でストックがキツいと思うことが多かったです。

そこで白羽の矢が立ったのが、手札をストックに還元できる千鳥回復。
このカードの使える回数は、ゲーム中1~2回が限度だと思いますが、4枚採用の理由は、単純に1枚を色発生に使うためです。
《凛々しく咲く 神琳》を不採用にしているので、他に採用したい緑も無く、この枚数にしています。


○《凛々しく咲く 神琳》の不採用

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前述の続きです。
不採用の理由として、
①2枚回収が不確定要素
②相殺をあまり必要に思えなかった

この2つが挙がります。
過去に2ルックで1枚も拾えないことがありましたし、1枚回収しかできないこともまあまああります。
それなら別の方法でリソースを保つ方法を探した方がいいと感じ、他のレベル0を採用しました。
とはいえまだまだ対人経験が足りてないので、相殺が必要だとか、不確定要素に頼るしかないとなった場合には、採用するかもしれません。


ここまで色々と語ってきましたが、構築に関してはまだ定まってない点が多いです。
アドバイスがあったら池氏までお願いします!



6.原作再現について

※ここから先はただのオタクトークです※


○《テスタメント 神琳》×《凛々しく咲く 雨嘉》

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よく見かけるこの組み合わせ。
神琳の名前にある「テスタメント」とは、リリィが持つレアスキルと呼ばれる物の1つです。
効果は「広域拡大化」。
このスキルのおかげで本来レベル0しか対象にできない雨嘉も、神琳といるおかげで実質レベル1まで対象にできるという、2人ならではの組み合わせになっています。

余談ですが、この2人はルームメイトです。
後は分かりますね?


○《凛々しく咲く 梨璃》×《戦場に舞う 夢結》

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連パン効果を持っているこの夢結ですが、実際に対面した時に「もう1つの効果って何だっけ?」と思ったことはありませんか?
その効果は、「 このカードがアタックした時、他のあなたのカード名に『梨璃』を含むキャラがいないなら、あなたは自分の山札の上から1枚を、クロック置場に置く。」というもの。

そう、この夢結は梨璃がいない状態で攻撃すると、キャンセルの効かない1ダメージを受けるという特大デメリットを持っています。
カードに記載はありませんが、これは夢結の持つレアスキル「ルナティックトランサー」の影響で、狂化しながら戦うという能力です。

しかし、なぜ梨璃がいたらダメージを受けないのでしょうか。
理由はこの2人が硬い信頼で結ばれる姉妹関係にあるからです。
作品内ではこの関係を「守護天使(シュッツエンゲル)」と呼びます。

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ちなみに、このイベントのカード名にある「シルト」とは、「守護天使」の関係を結んだ下級生のことです。
「守護天使」は1学年差の生徒が結ぶ関係なので、この2人だと梨璃がシルトに当たります。


もう1つ疑問を持つ人がいるかもしれません。
「梨璃がいたらダメージを受けないなら、どの梨璃でもいいんじゃないの?」
あながち間違いではありません。
しかし、ここで《凛々しく咲く 梨璃》を推す理由が、これまたレアスキルと関係しています。
梨璃のレアスキルは、スキル名「カリスマ」
味方の能力向上と士気高揚を行う能力です。
これを知った上で効果を読み直すと、効果付与が他キャラのみの理由が原作再現だと分かります。

そしてこの効果と1番相性いいのが、連パンテキスト、つまり《戦場に舞う 夢結》です。
梨璃のCX連動の効果を夢結に付与することで、より大きなダメージを狙える組み合わせは、原作再現度が高く、リリィオタクにはたまりません!


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一通り語りましたが、『アサルトリリィ BOUQUET』には、他にも魅力的なキャラがたくさんいます。
WS参戦を機に、アニメを見て作品をより深く知ってもらえると、自分としても嬉しいです。
アニメの他にも、小説や舞台、ソシャゲなど幅広く展開しているので、興味があったらそちらに触れてみるのもアリですよ!



7.終わりに

いかがだったでしょうか。
初めての試みでしたが、原作再現のところは「なるほどなぁ」と感心させられました。
作品愛があるからこそ、分かることですね。

これで普段一緒に調整している仲間に1回以上ずつ登場してもらったことになります。
自分がこのペースで投稿できるのも、彼らのおかげです。
この場を借りて感謝を。

次回は、ようやく納得する形になったシャニマスについて紹介できたらなと思います。
それこそ発売から時間が経ちすぎて、他の人のn番煎じですが...
それではまた。

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