サムネ

【第79回】旅のこぼれ話&未公開画像大放出スペシャル!!(タイ王国旅行記Vol.9)

今回は旅行記中に紹介できなかったエピソードや使用しなかった本当になんでもないような画像を公開します。

遠足前夜のあの興奮がずっと続く感じ。

5泊6日のタイ旅行。僕は当日になるのを何よりも心待ちにしていた。

チケットを取得してから約2ヶ月間。全く面白くない物流倉庫での仕分けのバイトに多大な時間と汗にまみれながら心待ちにしていた。

出発1週間前から何も手につかなくなって、ずっとソワソワしていたし、前日の夜はほとんど一睡もできなかったほどである。

出発日の前日は台風が来ていたということもあり出国できなくなるリスクを減らすために、かなり早く家を出た。そのため、なんと飛行機が出発する6時間も前に空港に到着してしまったのだ!

この6時間が、とにかく長かった。

昼食を食べ、空港に併設されたスーパー銭湯の湯船に浸かり、チェックインカウンターがオープンするのを何度も往復しても時間が経たなかった。

ああ、なんで待っているのはこんなにも長いのだろう。

遠足前のあの興奮がずっと続くような感じがして、落ち着かない。

更に僕を苦しめたのはフライト時間だ。

日本からタイまではだいたい6時間ほどかかる。

この時間が長かった。LCCなので映画などのサービスがあるわけでもなく、ただひたすらにスマホにダウンロードしてきた動画や小説を読んで過ごした。

でも、この待っている時間が楽しいのだ。

はじめてのきないはんばい。

今回使ったLCCでは機内販売があった。もしかしたら以前、上海に行くときに使ったときにもあったのかもしれないが、ほとんど中国語だったのでわからなかったのだと思う。

せっかくなので使ってみることにした。新幹線もほとんど使わない僕は機内販売に憧れがあったわけで。

何があるのかわからなかったのだけれども、絶対あるだろうと踏んで、とりあえずコーヒーを頼んでみる。

案の定コーヒーはあったのだけれども、明らかにインスタントコーヒーで紙コップ一杯で400円。高い。

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でも、こういうの嫌いじゃない。

何より機内販売を経験できて嬉しかった。


「Excuse me.」の意外な使い方。

初日に宿泊したゲストハウスでの出来事だ。

明け方頃、興奮であまり寝付けなかった僕の耳に大音量の音楽が聞こえてきた。はっきり言ってうるさい。

どうやら別のベットで寝ている宿泊客のアラームらしい。

ゲストハウスのドミトリーは相部屋である以上、どうしてもこういったことがある。こればっかりは運でしかない。せめて自分自身が迷惑をかけないように気をつける必要がある。

けれども今回ばかりは事情が違っていて、アラームがただの電子音ではなく、歌声の入った音楽だった。少し前にガラケーで流行っていた着うたのようなものだ。

どこの国の言葉かはわからないけれども、激しい歌声はどうしても耳につく。

流石にうるさいなあと思っていると、そこに他の宿泊客からの怒鳴り声が聞こえてきた。

「Excuse me!!!」

なるほど、「Excuse me.」には、そういった使い方もあるのか。

この怒鳴り声の後に音楽が止んだのは言うまでもない。


嗅ぎ薬─ヤードム─

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タイで買ったこのヤードムという嗅ぎ薬。

鼻にぶっ刺して中の薬を吸引するだけで、眠気覚まし、気分転換、鼻詰まり、頭痛対策、果ては虫刺されにも効くというスグレモノなのだ。

ここまでの情報量だとアングラなヤバい薬に思われるかもしれないけれども、そこは大丈夫。タイのコンビニで簡単に買える。しかも激安で1本25バーツ(当時のレートで約90円)。

ぶっちゃけこの値段なのでバツグンの効果があるわけではないのだけれども、なんだか癖になる香りだ。

お土産としてインパクトも強いし、安いのでおすすめだ。


軟水をくれ

タイは常夏の国。言わずもがな暑い。

日本のムシムシとした湿度の高い夏よりは過ごしやすい気がするがそれでも暑い。

僕の旅行スタイルは、かなり旅費をケチった旅行なのでで基本的に移動は徒歩がメインになる。そのため、かなり喉が渇く。

そのため、タイ滞在中は飲水の確保が、かなりの再優先課題だった。

ところがこの飲水が結構厄介なのだ。それは水が手に入らないということではない。

タイの水道水は基本的に飲むことができないことに加え、暑い気候もあって至るところで水は手に入る。

問題なのは結構な割合で硬水の水を買ってしまうことだ。ちゃんと注意書きを読めばいいのだけれども、タイ語表記だったり、中には全く記述もないものがあって困る。

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ホテルで貰ったDrinking Water(飲料水)。
表記なしでバリバリ硬水だった。

日本人である僕は、どうしても軟水に慣れているので、硬水は正直言ってあんまり美味しくない。美味しくないだけならまだしも、飲み慣れていない人はお腹を壊す可能性もあるので注意だ。


本末転倒コンビニ道中〜お酒を探して三千里〜

4日目の夜のこと。

ルーフトップバーで飲む前に、僕はコンビニに買い出しに行くことにした。せっかく5つ星ホテルに宿泊しているのだけれども、併設されたレストランやバーではお腹いっぱいの量を食べるには、いくらお金があっても足りないと思ったからだ。

こんな事を考えている時点で、明らかに身分不相応である。まだ僕には早すぎた。

それと同じ理由で、お酒もそんなに飲めないと思っていたので、適度に買い出しすることにしたわけで。

これが間違いだった。

2,3軒コンビニをはしごしても、どこもにもお酒が売っていないのだ。

これは後から知ったことなのだけれども、車社会のタイでは僕が宿泊したような郊外にあるコンビニはだいたいガソリンスタンドと併設されている。

そして、そういった場所では飲酒運転防止のためだろう。酒類の取り扱いがないのだ。(これは日本のSAで酒類を売っていないのと同じだろう。)

そんなこともつゆ知らず、そのことに気がついたときにはホテルから遠く離れた場所にまで来てしまった。

その努力の甲斐もあってお酒を買うことができたのだけれども、結局、雨が降ってきてタクシーで帰らざるを得なくなってしまったのである。

渋滞で明らかに歩いたほうがホテルに早く変えることができたのもあり、なんのために節約したのか、全くわからない結末になってしまった。

ただ、このあと、ルーフトップバーからカクテル1杯で敗走したことを考えると、ある意味この選択は正解だったとも言える。

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コンビニで買ったビール。
これ以降タイで見なかったブランドだけれども
あとから調べるとシンガポール産らしい。


未公開画像大放出!!!

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タイのドナルド。
日本のドナルドはどこへ行ってしまったのだろう。

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ターミナル21で見かけたマネキン。
インパクトが強すぎる。
日本だと苦情が来るかもしれない。

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タイのローソン。
ローソン108というブランドらしい。
タイのコンビニはセブンイレブンが
圧倒的なシェアを誇るので激レア。

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バンコク駅にあったゲーム機。
PS3のコントローラーでXBOX360を操作するアウトすぎる海賊版。
子どもたちがウイニングイレブンで遊んでいた。

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タイ国鉄列車の中のトイレ。
なんと出したものが全部線路に垂れ流しなのだ。

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ワット・チェルディアンの中にあった精巧な僧の像。
本物かと思ってびっくりした。

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観光地あるある。
こういう名言を書かれた場所ありがち。

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さすがにこのトイレは使えなかった…。

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タイで見た謎の日本語「スタミナ冷やし」

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揚げたのりとプリングルスサワークリームオニオンのコラボ商品。
すべてが謎だったけど美味しかった。


最後に

この記事は思い出したことがあれば、少しずつ更新していきます。

次回が最終回です。


>>前の話はこちら:【第78回】最後の一分一秒まで楽しむ根性。(タイ王国旅行記Vol.8)

>>次の話はこちら:Coming Soon!

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