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思い出は美化されるもの。(2020/06/01の日記)

・今、この日記を会社からの帰りの電車の中で書いている。

・暑い。5月に比べて少なくなっていた人が戻ってきた。ただスマホを触る余裕があるだけ、まだマシか。

・これからどんどん人が増えると思うと気が滅入る。

・振り返ってみると就活をする際に満員電車に乗って通勤するということ、あまり深く考えていなかった。

・あの頃はピーク時に電車に乗る機会が少なくイメージ湧いていなかったせいだろう。電車に乗って座れないということはほとんどなかった記憶がある。

・次、引っ越しする際はできるだけ職場に近いところに住みたい。


思い出は美化されるもの。

・最近、大学時代のこと思い出している。

・だんだんと社会人になり制約を感じ始めてきた頃なので、(記憶に新しいとはいえ)一番好き勝手に過ごしていた4回生の頃が思い出されて仕方がない。

・あの頃に戻りたい……と一瞬思ったけれども冷静に振り返ってみると、あまり思わないかもしれない。

・あのときは終わりが会ったから頑張れただけ。喉元過ぎれば熱さを忘れるというが、そのとおりで、しんどいこともたくさんあった。

・例えば単位。対して勉強ができるわけでもないので、常に留年と隣合わせだった。今は社会人となり親の庇護の元から脱したので、どんな人生を歩もうが僕の勝手だが、あの頃は学費を払ってもらっている以上、留年のプレッシャーは、いつも胸を支配していたような気がする。

・例えば収入。大学時代はいつも金に飢えていた気がする。とにかく僕はバイトが続かない人間だった。結局大学4年間親のスネをかじり続けた。最後の1年間は、ずっと行きたかった海外旅行を実現するために、根性で単発バイトをしていたが、数ヶ月に1回海外に行きつつ一人暮らしをするのは結構大変で、常にストレスフルな毎日を送っていた記憶がある。単発バイトを通じて感じたのは非正規雇用の人の置かれている状況の悪さだ。繁忙期が終われば仕事は無くなり、景気が悪化すれば仕事はなくなる。収入が毎月変動し働きたいときに働けず月末に怯えることも多々あった。ここまで好き勝手にさせてくれた両親には感謝しかない。

・これらの不安は常に僕をまとわりついていて結構大変だった記憶がある。バイトも嫌で嫌でたまらなかった。社会人になったことで、少し救われた部分だ。

・でも、あの頃の経験は本当に素晴らしいものだった。今でも鮮明に思い出せることばかりだ。

・思い出はすぐ美化される。でも、それでいいじゃないか。むしろ苦しかったことなどの味が消えトロの部分だけが残る。最高だと思う。

・ただ、いつまでも振り返るばかりの大人にはなりたくないけれど。




・もう電車を降りる時間だ。

・ここから先は、帰宅後の僕が書いてくれるらしい。




今日のジョギング

・今日も走ったよ。

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・まだ出勤に慣れていないので30分程度の決まったコースを走ることにする。


今日のごはん🍚

・しいたけのツナマヨ焼きを作りました。

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・実家にいた頃、母親がたまに作ってくれていたメニューをうろ覚えで再現して作ってみた。

・記憶と味は違うし、あの頃食べたもののほうが美味しかった記憶があるけど、これはこれでうまい。確か母親はオーブントースターで作っていたっけ。そんな高級品は持っていないので、今回は酒蒸しにした。


・ただ、これも美化された思い出かもしれない。





・出勤での勤務もがんばるぞ。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました! ご支援いただいたお金はエッセイのネタ集めのための費用か、僕自身の生活費に充てさせていただきます。