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丁寧につくる。

最近、どんな商品を売ろうかよく考えます。

今現在は、僕はハンドメイドの小さな作品として「飛球振子の置物」というものをbaseを経由して販売しています。これがけっこう好評だったりしています。

機構の面白さもさることながら、1つひとつを手作りしているので、作品にはぬくもり(?)も感じたりするんじゃないかなと思います。
加工こそ機械で行っていますが、ヤスリがけや組み立ては全部僕がしています。

買う人からしたら、「買いたいと思った物が製作者の手によって出来上がって届く」っていうのは大きな付加価値なのだと考えています。それに、届いてから自分が何かする必要がないものって楽じゃないですか。

それでハンドメイドの小作品を作っています。それもいいのですが、僕の性格上、同じものを作り続けるとけっこうトキメキが鈍くなってきたりします。
(それでも動かす瞬間は今でもトキメキを感じます)

でもこれは僕以外の人にも当てはまるとは思います。これっていわゆる「作業」なんですよね。
つまりは、ある程度器用な人なら部品があれば誰でも作れるんじゃない?っていうような感じです。

そうなると、僕が集中すべきなのは"意匠"であって、作品の製作過程の中だとデータ作成になるのかなと思います。
いずれはそういう部分にフォーカスして製作をしていきたいなと思う次第です。

今後、データの販売もちょろっとしてみたいなと思っていたり。

とはいえ、例えば3Dデータを販売した時、実際にデータを扱える人ってけっこう限られるのでは?と思います。加工するとなるともっと減るんじゃないかな…

CADは扱える人は多いかな?
加工機を持ってる人ってどのくらいかな?
CNCフライスはあるかな?
電動糸鋸は自宅で使うには難しいかな?
PDFの方が印刷して糸鋸で削れるからハードルは低いかな?
ペーパークラフトだともっととっつきやすいかな?
キットにしてみたらどうかな?

いろいろ考えてみたり。

でも現実的な話、僕はまだ1点物の作品だけを作って生活していけてるわけではないので、小さな作品を売ったりとか、そういうのも大切な仕事です。
それでも、作品が売れた時は本当に嬉しいです。手を抜かず、1つひとつ丁寧に作るのも大事なスキルだと感じています。

もしかしたら、僕にとってこういう小さな作品を手作りするというのは今だけなのかもしれませんね。

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