見出し画像

[Raspberry pi] LCDディスプレイを取り付けて天気予報付き置き時計にする

画像1

---------------------------------------

[2020/9/6]

この記事は、2015/6/8 に書いた記事です。ラズパイ本体、OSのアップグレードにより後述のリポジトリにあるソースはそのまま動かない可能性もあります。

もし今もう一度作るとしたら、Electronなどのクロスプラットフォームなネイティブアプリ作成フレームワークを使うと思います。

---------------------------------------

Raspberry PIネタです。 今回は、Raspberry PI2にLCDディスプレイを取り付け、置き時計にしてみました。

2016/03/30 GitHubへリポジトリ公開しました!!!

LCDディスプレイ

ebayでディスプレイ、タッチペン、ケース、ヒートシンク付きの商品を送料込みで3000円程度で購入しました。

検索キーワード “3.5 Raspberry Pi B B+ PI2 Touch Screen Monitor 480×320 LCD + Case Heatsink”
国内であれば、秋月や千石、Amazonでも似たような商品を販売しています。

準備

組み立て

付属のケースを組み立て、GPIOピンへディスプレイをセットします。

画像2

OSイメージ書き込み

専用のイメージが必要のようなので私の購入した商品の場合は、以下からダウンロードしました。

https://www.dropbox.com/s/uenmpb522xbf032/3.5inch%20RPi%20LCD.7z?dl=0

イメージの書き込みや、初期設定などは、通常のraspbianと同じのため省略します。

天気+時計画面のセットアップ

※2016/03/30
今まではparse.comにhtmlをホスティングしていましたが、2017年にサービス停止するので、pi単体で動くよう修正し、GitHubへアップしました。

以下のリポジトリをcloneしてセットアップしてください。

手順などはGitHubに書いてあります。

kiosk化(フルスクリーンブラウザ)

時計の画面は、htmlで作成しそれをフルスクリーンで表示します。 kioskというパッケージを使用してフルスクリーンを実現します。

参考サイト 

http://plaza.rakuten.co.jp/kugutsushi/diary/201404200000/ http://blog.gordonturner.ca/2015/02/18/raspberry-pi-full-screen-browser-2015/

sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
sudo apt-get dist-upgrade
sudo reboot
sudo apt-get autoremove
sudo reboot
sudo apt-get install chromium-browser ttf-mscorefonts-installer unclutter x11-xserver-utils
sudo vi /etc/xdg/lxsession/LXDE-pi/autostart

/etc/xdg/lxsession/LXDE-pi/autostart

@lxpanel --profile LXDE-pi
@pcmanfm --desktop --profile LXDE-pi
@xscreensaver -no-splash
# CHANGED
#@xscreensaver -no-splash
# BEGIN ADDED
# Chromium parameter references:
# http://peter.sh/experiments/chromium-command-line-switches/
@/usr/bin/chromium-browser --kiosk --start-maximized --user-data-dir http://127.0.0.1/
# Hide mouse
@unclutter
# Disable screensaver
@xset s off
# Disable screensaver blanking
@xset s noblank
# Disable DPMS (Energy Star) features
@xset -dpms
# END ADDED


最後にリブートして完了

reboot

画像3

メモ

piユーザーでstartxが起動できない
デバッグするために、startxを起動していたところ、 SDにイメージを焼いただけでは、ディスクフルになっており、 startxが起動できませんでした。 raspi-configより”Expand filesystem”を実行し、空き容量を増やしましょう

時計画面のページについて
お好きな地域の気象情報が簡単に設定できるようにしたバージョンをGitHubへ公開しました。

画面サイズ
480×320

時間の誤差について
自宅の電波時計とntpを比べると電波時計が1秒早い

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?