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慢性的な腰痛、肩こりの原因は自律神経?

どうも


にし予防整体院の西口幹大です。


前回の投稿では、交感神経と副交感神経はどんなものか、2つの神経のバランスが乱れるとどんな症状が起きるか、自律神経を整える方法についてお伝えしました。


気になる方は、前回の投稿「交感神経と副交感神経の世界」をご覧ください。


今回は、「なぜ自律神経と腰痛・肩こりが関係あるのか」をお伝えします。


では、いきましょう。


多くの方が人生に一度は経験したことがある腰痛。


デスクワーク、立ち仕事、子育てによってストレスを抱えている方は、特に腰痛が多い。また、長時間同じ姿勢をとることでも痛みが出やすくなります。


そもそもなぜ腰痛・肩こりになるのか、、、


それは、血流の悪化

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血流が悪くなると何で痛みが出る?

血流の悪化が起きると、組織(皮膚や筋肉など)酸素が不足し、また新陳代謝が悪くなり組織が障害されてしまいます。組織が障害されると痛みの物質が出ます。これらが痛みを生み出しているのです。


なぜ血流が悪化する?


血流には交感神経と副交感神経が関わっています。


交感神経が働くと、血管が縮む → 血流が悪くなる


副交感神経が働くと、血管が緩む →血流が良くなる


心身の緊張やイライラ、ストレスが続くと交感神経が高ぶります


そして、血管は必要以上に縮み血流が悪くなります。


大切なのは、交感神経と副交感神経がバランス良く働くこと。


血管の縮みと緩みのバランスが大切なのです。


交感神経が高ぶり続けると負のループ


日頃から仕事や家事、子育て、人間関係でストレスやイライラを抱えていたとしましょう。


それが、習慣化している場合、交感神経は四六時中高ぶっていることになります。


そうなると負のループが完成


血流が悪い状態が続く→腰痛や肩こりが悪化する→生活に支障が出る→ストレスが溜まる→交感神経が高まる→血流が悪くなる


こうなると負のループから抜けですのが大変。


整体や接骨院で痛みがやわらいだり元に戻ってしまう方は


この負のループから抜け出せない方が多いのではないでしょうか?


腰痛や肩こりがある人がまずやるべきこと


腰痛や肩こりが発生したら


以下の症状がないかチェックしてみましょう。

・ストレス
・悩み
・心配事
・強い疲労感
・睡眠が十分取れているか
・呼吸が浅くなっていないか
・便秘や下痢

など


当てはまる方は、交感神経が高ぶっている可能性があります。


まずは、交感神経の高ぶりを抑えることが大切。


そうすることで副交感神経とのバランスも整え、負のループから抜け出すことが可能になります。


交感神経の高ぶりを抑える方法


自律神経を整える方法はいくつもありますが


肩こりや腰痛の方にオススメしたいのが


有酸素運動


生活の中でも取り入れやすいウォーキング、ランニング、自転車


有酸素運動は、交感神経の高ぶりを抑える効果があります。


血流が良くなり筋肉がやわらぐことで腰痛や肩こりの改善につながります。


日光にあたったり、呼吸を意識して行うことでより効果的。


自分が心地よいと感じる運動を行いましょう。

注意
無酸素運運動(激しい運動、負荷の高い筋力トレーニング)は交感神経を高める可能性があり逆効果。


まとめ

・血流悪化は腰痛や肩こりを引き起こす
・交感神経の高ぶりが続けると慢性的な腰痛や肩こりをまねく
・肩こりや腰痛のある方は、交感神経の高ぶりをチェックする
・交感神経の高ぶりによる肩こり、腰痛は有酸素運動が効果的


今回もお付き合いいただきありがとうございました。



慢性的な腰痛や肩こりで悩んでいる方



参考にしてみてわ!



次回は「自律神経と年齢・見た目との関係」についてお伝えします。



では、また。


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