ため息をついても幸せは逃げない
どうも
にし予防整体院の西口です。
巷では、ため息をつくと「幸せが逃げる」「元気がない」といったネガティブなイメージがありますよね。
でもね、ため息は悪いものではなく良いもの
ため息がどれだけ大切かを知って頂きたいのです。
では、いきましょう。
今回の内容
①なぜため息をつくのか?
②ため息の効果とは?
③理想のため息のつき方
①なぜため息をつくのか?
あなたは、こんな場面でため息をついてきたのではないでしょうか?
・仕事が忙しく根詰めて作業している時
・家事や子育てに追われてバタバタしている時
・悩み事や考え事をしている時
・徹夜で勉強している時
・不安で押しつぶされそうな時
たしかに!と思った方も多いのではないでしょうか?
実は、ため息が出る時は交感神経が高ぶっている証拠です。
交感神経が高ぶると、体がこわばったり、呼吸が浅くなります。
その結果、ため息をつきます。
「ふ〜〜」
ため息の原因は、交感神経の高ぶりだったんですね。
ため息は、こわばった体や呼吸が浅くなったのを解放するために起こる
体の反応なのです。
だから、ため息をつきたいときはつけばいいのです。
②ため息の効果
ため息をつくということは、息を長く吐くということです。
息を長く吐くと、浅くなった呼吸が深くなります。
さらに血流が良くなることで、副交換神経の働きが高まります。
ため息は、交感神経の高まりを抑え、副交感神経の働きを高めるといった効果があるのです。
体の緊張がほぐれ、呼吸が深くなります。
血流が良くなるため、頭痛や肩こりのある方にも効果的。
③理想的なため息
3つのポイント
・「1:2」の呼吸法
鼻で吸い、口から吐きます
ポイント:口は『ふ』の形
例:3秒吸ったら、6秒吐く。4秒吸ったら、8秒吐く。
ため息=呼吸と考えること。自分の気持ちが落ち着くまで繰り返しましょう。徐々に呼吸を深くしましょう。
・力みのない姿勢
体が力まないように、肩や指先の力を抜きましょう。
背筋を伸ばし胸を開くことでより空気を肺いっぱいに送ることができます。
・内観
周りを気にせず、自分に集中しましょう。
目を閉じ、自分の呼吸が深いのか浅いのか、体のどこに力が入っているか、呼吸を繰り返すことで体がどのように変化していくかを観察しましょう。
まとめ
・ため息の正体は「交感神経の高ぶり」
・ため息をつくことで副交感神経が高まる
・ため息=呼吸
・理想的なため息は、身体の不調を一時的に良くすることができる
今回は、ため息についてお伝えしました。
ため息の大切さを理解できたでしょうか?
ため息をついても幸せは逃げないですよね。むしろ幸せ?
最近ため息が多いと感じる方は、理想的なため息の方法を実践して下さい。
ただ、誤解しないでいただきたいのが
ため息は、ないならない方がいいということ
なぜなら、ため息が多いということは、自律神経が乱れている可能性があるから。逆にため息がないということは、自律神経のバランスが整っている状態なのです。
正しいため息の知識と方法を身につけ、ため息を減らしていきましょう。
生活を整えるために
では、またお会いしましょう。
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