「創造広場にじいろ灯」進捗状況
・・そして、夢を描いて始めたテントギャラリーから25年経った現在、
「創造広場にじいろ灯」は、2025年春のOPENを目指して進んでいます。
2024年2月から11月までの進捗状況です。
これはいい! おまけに蔦を使えばちょっとスリリングな遊びができそう。
ああ・・、ここに立つ人は、何を感じてくれるのだろう。
そんなことを考えながら、老体に鞭が入る。
ここいらで、生月の自然をご紹介します。
さて、作業は三月に入ります。
<2024年3月>
広場の整備をはじめると、生活の跡の残骸やそれ以前の残骸が出てきた。
むさ苦しい画像が続きましたので、素敵な風景をご覧下さい。
さて、季節は遡り・・四月の作業
では、癒やしの風景を引きつづきご覧頂きましょう。
さて・・、作業は5月に入ります
不思議なもので、六年続けた仕事を辞めることにしたのは、十数年かけた小説ができあがり、娘が大学を卒業して仕事が決まり、母が家の中で転んで大事に至りそうになったのをきっかけに退職を早めたのですが、それからトントン拍子に展覧会が決まり、そこで得た資金を元手にギャラリーの準備に取りかかり・・資金の尽きかけた、そんな、なんともありがたいグッドタイミングなお誘いでした。
「これを子供たちが見つけたら喜ぶやろうな~」
そんなことを考えてると、がぜんやる気が出てきます。
「そおーだ! ここを、こどもとどうぶつたちの触れあいの場にしよう!」
1号は、ガラス片や金属片とプラスチックゴミの回収装置。
2号は、石や竹や雑草の運搬装置。
すると、2号の底に取り付けたポリカ波板の滑りが良くて、
「おお、これは子供の喜びそうなソリになるぞ!」
・・ということで、
お役目終了後に現役ならば、子供たちの遊び道具になる予定です。
で、7月18日~21日まで展覧会を開かせて頂きました。
展覧会は、作品展示だけではありません。
独自の描法「KOOSAIHO」の体験会も開かせて頂きました。
全て、「KOOSAIHO」初体験の作品です。
・・ということで、無事に展覧会を終えて生月に戻ってみると、
ありゃま、こんなことになっていた。
では、ここらあたりで生月の素敵な自然をご覧いただきます。
季節は秋に差しかかる頃です
さて、作業の方に戻ります。
武雄の展覧会では、出品する予定のなかった旧作に手を入れることになりましたが、その、旧作が売れました!!
ありがたや、ありがたや、
で・・、まだ先の予定の材を、早々に確保。
ここからは、作業も九月に入ります。
展覧会後の作業中に熱中症になり、それから空調服を購入して早朝作業に切り替えました。
そのお陰でずいぶん楽になりましたが、しかし、9月になっても残暑は半端なく、そんな疲れを、オトドケテラスが癒やしてくれます。
ここらあたりで、美しい生月の風景を・・
さてさて、作業の進捗でした
以前に拵えた排水路の排水口が森の中の「メダカ池」近くに行っているので、進路を広場の設備に影響のないルートに変更することにする。
しかし元の配管が、ユンボを借りてきて掘って埋めたために50㎝以上の深さにあり、ツルハシを購入して、バールとスコップを駆使しながら、出るわ出てくるわの石を取り除きながら掘り進める。
作業は10月に入ります。
母屋と倉庫のこの隙間は、台風等の大風が吹くと折れた枝が落ちてきて電線を切られる恐れがあるため、ステンレスバーを二本渡し、倉庫側はコンクリートにアンカー止め、母屋側は柱とバーをボルトで縫って止めました。
おそらく、人が乗っても大丈夫。
ここいらで、秋の気持ちいい風景をご覧いただきましょう。
さてさて、10月に入るとやっと朝晩が涼しくなり、いよいよメインの作業に取りかかりまっかー
大きな作業に取りかかる前に、とにかく気になっていたのは広場内の危険物除去作業。これまで、ガラス片や金属片やプラスチックゴミなど、何度も何度も取り除いてきたのですが、拾っても拾っても出てくるゴミたち。
「ここで徹底的に拾っておかないと後で必ず後悔することになる」
そんな思いで目を皿にしながら探し回り拾い集める。
するとまー、出るは出るは。
実は、排水溝を堀ながら地中深くからもそれらのゴミが出てくるので、これは、ここを整地する際に持ち込まれた土の中に混じっていたゴミ。のようなのです。
それが、イノシシにほじくられ、あるいは雨に打たれて出てくるのでしょう。
で・・、思いだしたのです。
実は、小学何年生だったか、学芸会の花咲か爺さんの意地悪ジジイの役は・・オレだった!
あれは、これの前触れだったのか!
すると・・、落ち葉の下からひょっこり!!
なんじゃこりゃ、ヤモリの仲間か?
早速ネット検索してみると・・
な・・なんと、絶滅危惧種のサンショウウオ!
うおおお~、なんでこんなところに?
ネットの説明では、水場で卵を産んだ後に山の中にやってきて落ち葉の陰に隠れて生活するらしい。
おそらく自分の知らない水場が近くにあるのだろう。
とにかく、大切に見守ったろう。
ということで、
ここに、こんな希少な生物いることに元気をもらう。
実は、ここに家族で生活していたその昔、庭にキジや<ヤマドリ>も遊びに来ていたのです。しかし、狸が増えてからは姿を見なくなり、その狸も、イノシシが来るようになってからは見なくなった。
イノシシは、僕がいる間は姿を見せることはないのですが、夜になるとやって来て広場の中をほじくり荒らす。
そこで、考えました。イノシシの一番きらいなモノってなんだ?
ひょっとして、人間の臭いじゃない?
だったら、俺の臭いをばらまいてやろう!・・と、
こうして、風呂に溜めた洗い湯を撒いてみると、あれあれ、ほんとに来なくなりました。来ても、ちょっと穿るだけで荒らすほどではありません。
・・しかし、雨の後にやって来ては、やっぱり広場の中を穿り回す。
ですが、雨の後、洗い湯を撒くことを繰り返しているうちに被害は徐々に減っています。
イノシシの話しはこれくらいにして、
星空の下で、自分の創作した詩や、小説や、歌(唄・謡)、音楽など、もちろん既存の好きな詩や歌や小説の一説でもいい。
ここに立って、星空を見上げて・・、
おもいっきり思いの丈を打ち明ける。
そんな、「星空ステージ」をここに作ります。
当初、2024年春のOPENを計画していたのですが、展覧会を二度開くことにして、オープンを秋に変更しました。
しかし、実際の作業は思ったようには捗らず、必要な材料や道具の購入が嵩みづづけ、計画していた日程ではとても追いつかなくなりました。
そこで、じっくりと腰を据えて取りかかることにして、計画を見直し、実現可能な2025年春のOPENを目指すことにしました。
基本計画を3度見直し、それでも進める度に変更を加えつつ、
取り掛かりは勢いまかせだったのですが、そんな計画では実現できそうも無いことを計画書を作りながら痛感しました。
そして、今まで作ったこのないような綿密な計画書と計画図に沿って進めています。が、それでも、現場での作業には変更がつきもので、
その結果、
計画していた石の量が、ぜんぜん足りてないことが判明、
急遽、裏の斜面から崩れてきた大きな石を鏨とドリルとハンマーで叩き割り、固まってしまったセメントの塊も、捨てコンも、敷地内のあちこちから骨材になるものを拾い集めました。
実際に取りかかってみると、
予定の三倍以上のセメントが必要だと分かり修正
しかし現場でやってみて、コンクリートの流し込みは最後のみにして全てをごちゃ混ぜにする。するとそれが新たな展開へと進むことになる。
その昔、左官屋さんのバイトで、手混ぜコンクリート作りの大変さを知っていたので、思いきって、格安のコンクリートミキサーを買うことにした。
最初は、ステージの周囲を囲うような手摺りを考え、購入した角材を使用する計画だったが、現場で作業しているうちに、せっかく伐採した材料を遣わない手はないな・・と考え直して修正
おっと、ここいらで素敵な風景のご紹介。
その青を、どのように表現すれば伝わるのだろう
この世界は、
一つとしておなじものでできていないのがあたりまえのことなのに、
それは、人もおなじはずなのに・・
さて、直近の状況です。
石を敷き並べているうちに、日本庭園にあるような踏み石が欲しくなり、
ついでに築山なんかも・・えへへへへ
後は、コンクリートを流し込むだけ!
因みに、奥に見えるシートを被っている左が<まぜ太郎>くんで、
右が<相棒>の一輪車です。
ここから見る正面には、
「星のテラス」を作ります。
「星のテラス」に転んだ先にあるのは・・星、星、星
曇のない新月の夜なら・・星空に吸い上げられるような体験もできるはず。
星とお話しましょう!
星からのメッセージに耳を澄まして・・
あなたという存在を、星々に打ち明けてみましょう!
きっと星は応えてくれます。
まちがいのないこたえを・・
というわけで、以上が現在までの進捗状況でした。
ここで、ここに設置する予定の遊具をご紹介します。
広場を整備している最中、切った木の形がゴム銃に見えたので・・、
ゴム銃の先に、音の出るいろんなモノをぶら下げて、
ゴム銃にたくさんの弾(竹の木っ端)をこめれば・・
奏でる銃になるじゃん!!
上手くいくかは分かりません。
ここに、消防士の人が登っているアレを作ろうかと
斜面の窪地に伐採した竹を棄てているうちにできた天然のクッション床と、手前が「オトドケテラス」&「スケッチテラス」の腰かけ
森の奥、窪地の右側にメダカの入る(予定)水槽があります。
中央の横に伸びている木は、跨がると木馬のように跳ねます。
ここまで見ていただき、
こころから、ありがとう。