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読むTHINK #120_ゲスト:平井聡士さん(FXトレーダー)

ーー定期購読マガジン THINK BOOK について
THINK BOOK は,読む "THINK" です.Suppose Design Office の谷尻誠が毎月魅力的なゲストを招き「"考える"ことを考える場所」として開催しているイベント"THINK"を読み物として再構成してまとめています. 多彩なゲストとの間で繰り広げられる本音のトークはここでしか聞けないヒントがたくさん詰まっています.過去100回以上に及ぶ記録資料などの掘り起こしを含め,月に2回程度,定期購読マガジンとして掲載します.ぜひ定期購読していただいて,皆さんの日常をTHINK するきっかけにしていただければ幸いです.(谷尻誠,西尾通哲:共同編集)

今回は,最新(2023年1月20日)のTHINKをダイジェストでお伝えします.


(告知資料より抜粋)
今回のゲストはFXトレーダーとして活動し高成績を残しつづける億トレーダーの平井聡士さんです。ご自身のYouTubeチャンネル「money money money」は1.44万フォローにのぼりFX YouTuberとして日々のトレード発信をされています。
大学卒業後は新卒で音響設計会社に入社しサラリーマンとして働く傍、中学生から続けていたバンド活動にある日、某音楽事務所から「CDデビュー」を持ちかけられ、思い切って会社を退職。インディーズデビューを果たし、全国のライブハウスを行脚する日々。バンドは残念ながら売れず、約7年間の音楽活動を30歳で引退するもその間、さまざまな人に出会い「自分の武器は人脈だ!」と地元に戻り中古車販売会社を起業します。
お客様はご自身の知人友人からスタートし、順調に売上を伸ばし、車のパーツ販売やリサイクルショップへ事業を拡大していきます。社員も全員元バンドマンで、バンド時代に一緒に頑張ってきた仲間と営み、現在は平井さんの手を離れたあとも事業は継続されています。37歳のとき、1年間で300万円の事業余剰金ができたので投資にチャレンジ!まずは暗号資産(仮想通貨)に興味を持たれビットコインを。しかし額面で500万円ほど損を出してしまい、暗号資産は一切されてないそうです。その後、個別株、日経225、CFDも一通り経験され、現在はFXの魅力にみせられFX YouTuberとして活躍されていますが、最初の資金は300万円からなんと利益は3億円! はじめはうまくいかず、利益を出している人やファクターを絞って徹底的に分析、ご自身のトレードを録画し自分自身の動向分析も欠かしません。「ハイリスク・ハイリターンでFXは怖い」というイメージを持つ人も多い中、FX一本で活躍する平井さん。成功の要因は「好きになってとにかく楽しむこと」と語ります。その魅力とは…。
日本でもお金の勉強といえば、2022年度から高校での義務教育となりましたが、普段なかなか聞くことができないお金の話。直接お話しできる貴重なこの機会にぜひ少しでも興味のある方は「学びはじめに」、詳しい方は「深堀」しにぜひご来場ください。

THINK 120
日時:1月20日(金)
開場 19:00~
開演 19:30~21:30
会場:広島市中区舟入本町15-1 サポーズデザインオフィス3階

Profile
平井聡士 / SATOSHI HIRAI
FXトレーダー
大学卒業後、バンド活動に打ち込み有名レーベルからのCDデビューも果たす。30歳でプロのミュージシャンをあきらめ中古車販売で企業。その後リサイクルショップも立ち上げる。リサイクルショップを経営するかたわら、FXを始める。300万円の元手から4年で稼いだ利益は約3億円。音楽業界への恩返しとしてFXの利益を投じて、クリエイターの拠点となる「ノーダウトフィルムスタジオ」をオープン。金融業界への恩返しや発展の為に、FXトレーダーの象徴的な存在となるべく活動中。自身のインスタグラムやYouTubeチャンネル「money money money」も更新中。テレビ、ラジオ、YouTubeなどメディアで、日本の金融リテラシーの向上を呼びかけている。

FXって知ってます?

平井聡士さん(以下,平井):
みなさん,FXって知ってます?
どんなイメージです?
(会場に聞きながら)
危ない,騙されそう,なるほどなるほど,そうですよね.

どの業界でも悪い話が噂話になりやすいんですよ.
業界の中にいるとそういう見方に対して少し違和感もあります.
本来は,FXとか金融って,絶対学ぶ価値があると思います.
FXって,金融のひとつなんですよね,それで,日本って,
世界の中ですごく金融に対する認識が遅れていると感じています.
つまり,リテラシーが低いせいで世界中のカモになってるんですよ.
それで,僕はそういう現状を少しでも変えて,金融リテラシーの向上に貢献したいと思っているんです.

谷尻誠さん(以下,谷尻):
日本人って,お金の話をするのを嫌がりますよね.
お金儲けの話じゃなくて,お金の仕組みの話なのに,卑しいと勘違いされちゃう.

平井:
そうなんですよ,だから,お金を稼ぐことがカッコイイという定義を自分で打ち出してやらせてもらってます.でも,実は,30歳になるまでずっとバンドをやってたんです.

金じゃない,ロマンだ

平井:
そんなことを思ってましたね.でね,今思うと,すごいバカなことをやってたんですよ.ライブハウスとかで演奏する時にね,ライブハウスの楽屋で飲むためのビールを外の安いお店で買ってたんです.ライブハウスですよ,頼めばそこでビールが買えるのに.でね,結局,今ライブハウスってどんどん潰れていってるでしょ?あれ,自分達が潰しちゃったんだと思ってるんですよね.もし,ライブハウスで演奏するバンドが,ちゃんとライブハウスでビールを頼んでたら,まだまだ生き残っていたのかも知れないって.

つまり,お金を何にどう使うか,ということなんですよ.ある意味,お金でお金を増やすことだってできるわけです.お金を使うことは,投資をする,という感覚です.

日本人の悪い癖?

谷尻:
英語でもそうですけど,日本人って,完璧じゃないと笑い物にするじゃないですか,ちょっと単語や文法が違ってると,ダメだと思ちゃう.でも,世界で見ると,他のアジアの国とか,非英語圏の人も,ある意味もっと下手でもどんどん使ってコミュニケーションできている.あれって何なんですかね?

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