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6年目フリーランス、就職します。

こんにちは。フリーランスコーダーのまりなです。

この度、9月に株式会社WONDERSにディレクターとして入社することとなりました。

なぜ就職するのか?

自分がコーダーとして限界を感じた

私はフリーランスで5年と少し活動しています。
それなのになぜ就職することになったのか。

それは、コーダーとしての未来を考えたのがきっかけでした。

私は書いたコードが画面に表示される瞬間がとても好きで、うまくいかないことが解決したときの爽快感がたまらなくてコーダーになりました。

でも年数を重ね、好きなこと以外にも今後のためにどうなっていくか、どんなことを武器にして仕事をするのか考える必要が出てきました。

そんなことを考えている間にコロナ禍を経て、在宅でできるWeb制作のクリエイターはとても増えました。
仲間も増え、同時にライバルも増えたということです。
同業者が増えてポジショニングする必要があり、どんなコーダー、フロントエンドエンジニアになろう?と模索が必要になりました。

さらに個人事業主として稼働するからには仲間との交流以外にもビジネス視点で仕事のことを考えなくてはならない、と私は思っているのですが、

それからしばらく

自分らしさってなんだろう?
私にできて需要があることってなんだろう?

と思い始め、他の人と自分を比べて自分の価値を探すようになってしまったのです。

また、勉強するにしても、日々の業務をこなすので精いっぱいで、自分らしさを絡めてどんなことを学んだらいいのか考える余裕がありませんでした。

そもそも「興味があることや作りたいものがある」というきっかけで勉強するのが上達の近道と考えているのですが
「なにか身につけなきゃ埋もれる、なにか興味が出ることないかな?」
と考えるようになってしまい、興味がある→仕事にしようの逆になっていました。

そんなことを考えるうちに楽しかったコーディングも、だんだんとこなすような感覚になっていくのを感じて、ゆるやかにコーダーとしての成長意欲がなくなりつつあったのです。

このままだと私はWeb制作を楽しめなくなるかもしれない

と思うようになりました。

「もうコーダーを続けるのは限界なのかもしれない。」とうっすらと思い始め、それから大好きなWeb制作の続けるために、どんな人材になるのが良いのか考えることにしました。

恋をするかのように惹かれる会社と出会う

今まで業界のジャンルは絞ったことがなかったので、どんな業界の制作がしたいか、興味があるか、自己分析をしてみました。

書き出してみると

エンタメ、自分が利用しているサービス、スポーツ…

と出てきました。

なかなかないよなぁなんてXを徘徊していたら、WONDERS 代表の岩田さんが採用ポストをリポストしていたのをたまたま見つけました。

WONDERSは名古屋の制作会社で、スポーツチームのクリエイティブ制作などをしている会社です。

出会いは応援している名古屋グランパスの選手紹介映像を作っている会社さんってどこなんだろ?と興味本位で調べたこと。

今年、名古屋グランパスは新エンブレムに変わりましたが、WONDERSはエンブレム制作にも携わりました。

サイト: https://wonders.jp

代表の岩田さんとは経緯は覚えていないのですが何年か前から相互フォローになっていました。

今年の選手紹介の映像を貼っておきます。

めちゃくちゃかっこよくないですか?
心が動く、体温が上がる感覚があって本当に毎年楽しみにしている映像です!

(ここだけの話。今年の映像、うちの双子がめちゃくちゃ気に行ってて、家でも見てて、スタジアムDJのYO!YO!YOSUKEさんの真似をして選手紹介を入れてきます(笑)家族みんなが元気になる映像です。)

採用ポストを見てから豊田スタジアム(名古屋グランパスのホームスタジアム。豊スタと略されます)で観戦をして、もちろん映像も見ました。
そのときいろんな思いが巡ったのですが「私も見る側じゃなくて作る側にいきたい。感動や心が動く体験を作りたい。」と強く思いました。(そんなことを思いながらひっそり泣いちゃったのは秘密にしておこう)

それから問い合わせフォームに入力するまで、毎日のようにサイトを見たり、noteを見たり、まるで恋をしているかのように頭の中はいっぱいでした。

周りの人に背中を押され

ええい!人生一度きりー!

とポチっとしました。

家族で大好きなサッカー。
現地観戦するのはやっぱり特別な時間です。
これは採用応募しようか迷っていた時の試合で、現地で映像を見てチャレンジを決めました。

そして内定をいただいた

何度か面談を重ね内定をいただき、9月に入社することとなりました。

コーダーを辞めることになりますが、ディレクターになることに対してポジティブな気持ちだけでなく、正直なところ不安や悔しい思いも0ではありません。

でも、悩んでいた頃と違って、やりたいことが明確でとにかく進むしかない状況になるので「何にでもなれる自分」が楽しみで仕方がない!!
何より、好きなもの、興味があるものに携われる楽しみの気持ちが強く、早く9月にならないかと待ち遠しく思っていました。

お仕事を通して、きっとコーダーとしての経験はきっと無駄じゃなくて、財産になったんだと思える日を信じて…

フリーランスはどうするのか

フリーランスの屋号は廃業しませんが、仕事をお受けするのはしばらくしません。シンプルに余裕はなし…

ただ、以前から仕事をしていた制作チームとの関係性もあるので、遠目からフォローする形となります。
(お知り合いのコーダーさんには助っ人をちょいちょいお声がけするかも…!)

コーディングを忘れないようにどうにか自主制作も細々としていきたいです。

最後に

迎え入れてくださったWONDERSの皆さんやクライアント様のために早くたくさん成長して1日でも早く貢献できるようになりたいです。

元気に無理なく楽しく!これをモットーに新しい環境でやっていきます。

ここまで読んでくださってありがとうございます。
就職が決まったことを仲間に話したら「勇気をもらったので自分もチャレンジしてみる!」とお声をいただきまして、当初の予定よりとっても長くなってしまいました。

一度諦めた会社員でのお仕事が6年越しに叶いました。
これを読んで何かきっかけになれば嬉しいです。

まりな

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