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庭園に光がともる11月 かの’nこと清流Fes.初開催!

この記事は、周南市の魅力をPRする周南市市民ライターの活動として発信しています。

山口県周南市鹿野かのの秋を彩る、新たなイベントが始まります。
その名は「かの’nこと清流Fes.フェス ~光の静寂・庭園モダニズム~」。プロジェクションマッピング(立体物などに映像を投影する技術)により、映像が投影された漢陽寺の「曲水の庭」をメイン会場に行われます。

秋には紅葉と枯山水の美しい景色を見ることができる曲水の庭ですが、会期中には、映像技術を駆使した、普段と違った顔を見ることができます。

2022年11月撮影

また、漢陽寺の裏山に掘り抜かれた、鹿野の台地を潤す用水路である潮音洞ちょうおんどうの水が流れる清流通りには、期間中、キッチンカーなどが出店されます。

昼間も出店予定ですので、昼間は紅葉を楽しみながら散策し、夜はまた違った景色を楽しんでみてくださいね。清流通りにある水車小屋も、紅葉が映えるスポットのひとつですよ。

(2023年11月撮影)
(2023年11月撮影)

「未来のリーダーを育てたい」清流Fes.開催の思い

このイベントは、毎年冬に開催されていた「かの冬花火 銀嶺の舞」に替わるイベントとして、3年前から計画が進められていました。

多くの方が訪れる冬花火から、新たなイベントに移行する背景には、どんな思いがあるのでしょうか。かの’nことプロジェクトの渡辺明彦わたなべあきひこさんに、お話をうかがいました。

「冬花火は1日限りですが、この清流Fes.は10日間にわたって行います。長期間、イベントを楽しんでもらえるようにできないかと考えて、今回それが形になりました」

そう語る渡辺さんの思いは、イベントの成功だけに留まりません。

「イベントを通して地域を盛り上げたいという気持ちはもちろんですが、若者が運営に関わることで、次世代を担うリーダーとして成長してほしいという思いもあります」

プロジェクトには、かの冬花火実行委員会や、鹿野町商工会、漢陽寺や明るく元気な鹿野をつくる会など鹿野のさまざまな団体が参加し、メンバーには、30~40代の若者も加わっています。

こうした若者たちにとって、清流Fes.が成長の場になってほしい……今の鹿野が盛り上がるだけでなく、未来の鹿野が今まで以上に盛り上がることも視野に入れている、鹿野の将来を思う気持ちに触れることができました。

ポスターを手にする渡辺さん

「11月の鹿野は紅葉の季節。昼は紅葉を楽しみ、夜は清流Fes.を楽しんでほしいと思います。メイン会場になる曲水の庭も、昼の様子とまったく異なる、水墨画が動いているかのような非日常を、ぜひご覧になってください」

鹿野の誇る庭園を主な舞台に、10日間の祭典が始まる11月。
その開催が、今からとても楽しみです!


かの’nこと清流Fes. ~光の静寂・庭園モダニズム~
期間 11月8日(金)~17日(日)
時間 ▼漢陽寺…17時30分~20時30分(庭園への最終入場20時)
   ▼清流通り…10時~20時
メイン会場への入場料 ▼中学生以上…前売券1,000円、当日券1,500円
           ▼小学生以下…無料
問合せ ▼周南観光コンベンション協会☏0834-33-8424
    ▼かの’nことプロジェクト☏090-1330-4662

入場にはチケットが必要です

 メイン会場に入場するためには、チケットが必要になりますが、ゆっくりと庭園の様子を観賞することができます。
前売券は1,000円、当日券は1,500円で販売されます。1日の入場者には限りがありますので、確実に庭園を見たいという方は、チケット販売サイト「Livepocket」から、前売券の購入をご検討ください。


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