夏の熊野神社
山口県周南市鹿野、仁保津地区を散策していたとき、ふと神社を見つけて参拝してみることにしました。
この熊野神社は、旧鹿野町の歴史を記録した「鹿野町誌」によると、社名を「仁保津権現宮」と掲げ、奈良時代である771(宝亀3※)年に勧請(神仏の来臨を願うこと)したのだとか。
実に1,200年以上昔に勧請された歴史あるこの神社ながら、訪れた日は人の気配もなく、ただただ静か。セミの声ばかりが響きわたっていました。
急な石段をひたすらのぼっていきます。
境内は掃除が行き届き、さびれた雰囲気はありませんでした。
お宮から後ろを振り返り、仁保津の山々を眺めてみます。
遠くに見える山々に、自然の豊かさを感じました。
帰りは参道ではなく、横道から帰ることにしました。
それほど広くはありませんが、途中まで車で上がることもできるようです。
横道は森の中を歩くのですが、羽虫がすごくて写真を撮るのにも一苦労なぐらいの虫に襲われながらの撮影になりました。
熊野神社の例祭は11月18日。
その日には、きっとこの場所も賑わうのではないかな、と思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?