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外見のこと

コンプレックスや劣等感は、魅力の重い蓋のようなもの。

たとえば、女性であれば、目が小さい、鼻が低い、歯並びが良くない、下半身が太い、背が高い(低い)、といった容姿のことから、学歴が低い、収入が低い、話し下手、といった性質的なものまで、色々とあるでしょう。


面白いもので、自分のコンプレックスを気にしているのは、自分だけということに気づいていないのはなぜなのでしょう?



わたしは自分の外見に、違和感を感じながら幼少期を過ごしていたのですが、そのときの話がこちらです。


存在を確かめたい、馬鹿にされたくない、認めて欲しいなど、まわりを見渡すような比較は、人間の癖のようなもの。
それに気づくようになったのは、コンプレックスをチャームポイントとして、受け入れられるようになってから。


誰かと比較しているときは、”他人のもっているもの”と”自分のもっていないもの”を一点だけで比べてしまいがちです。
”隣の芝生は青い”というように、他人のものはよく見えるもの。本当は隣の芝も枯れていたり、雑草が生えていたりするのに、大事なものはが見えなくなってしまうものなのですよね。


コンプレックスを気にしていると、落ち込みのふり幅で心がそわそわして、落ち着きません。さらに、対人関係に影響が出てくるようにもなり、あまり得にならなかったりも。
そして、いちばんよくないのは、自分を信じられなくなってしまうことではないでしょうか。


”どうせ自分なんか” ”わたしはダメだから”と、勝手な決めつけをして、心が小さく丸まってしまう、悪循環に終止符を打つために、まずは隣は隣。自分の芝生をきちんと育てていこうと思うことを最優先に考えてみる。

隣の芝生ばかり目を向けてくよくよしていると、自分の庭で花が咲こうとすることにも気づけず、時間の消化をただただ待つしかないのですから。


コンプレックスや劣等感に対し、自分で思い込みを疑ってみる。
まずはその一歩からはじめてみてみるのも、いいかもしれません。




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