IIDX矯正日記~完結編~

前回までのあらすじ


腕押しで緑247でやってた結果、高速が全然押し切れない(slow地獄になる)


とりあえず指ガチ押しを練習してみる。白数字を上げて代わりに緑数字を落して同じ速度で見える範囲を増やして目線固定も練習した。体の位置、姿勢についても考えた。


運指の確立

上記ブログに書いたことを1ヶ月間ほぼ毎日自宅やゲーセンで練習した結果かなり前腕を使っている感覚が出始めてきたため、指ガチ押しにシフトできていると自覚できました。

また、本矯正とは別に、皿を回すときに腕を使うようにすることも意識したけどだんだんとできるようになってきているのでこちらはまだまだ練習していきたいと思います。

自分にとって最適な白数字・緑数字とは

正直ここが1ヶ月間の矯正の中で考えた一番大きいことだったりします。


忙しい人のために簡潔に

  • 設定の優先順位はLIFT>SUDDEN+>緑数字>判定数字(変えるときは逆順で変えていく)

  • 乱打でfastとslowが入り乱れて出るときは緑数字を下げろ


↓以下具体的に書いていきます。


何故形式化する必要があるのか

僕は運指、認識をそれぞれPCにおけるハード、ソフトに例えられると考えています。

運指は大まかな型(腕押し、指押し)をその人の体格に合うように最適化すればよい話ですが、白数字や緑数字調整を含めた認識に関しては自分の感覚が全てだからです。要は運指に関してはある程度同等の体格の人がいたら同じように矯正すれば良いだけですが認識に関しては一人一人異なるため、誰かのやつを見習ってこれに近づける~ってことができないわけです。増してや白、緑数字なんてピクセル、フレームの1/10単位で変えられるわけなんですよね。

ということでどういう基準で設定すればいいかをある程度言語化しておけばその人の動体視力や集中力に応じて設定をすればよいかが分かると思いました。

ただ、あくまでも一個人が書いた事実ではなく説であることを強調させていただきます。参考になれば幸いです。

設定における優先順位とは

僕は判定文字を視界の下辺に置くようにしているため、そのタイプの人には特に参考になるんじゃないかなと思っています。

第一に設定すべき項目はLIFTです。判定文字の位置はLIFTに依存するため、まず視界の下辺をどこに設定すればよいかを自分で考えて設定する必要があります。また、一度設定したらなんか判定文字の自己主張が強すぎるくらいのネガティブな理由がない限り変更すべきではないです。判定が崩壊します。

次に設定すべき項目はSUDDEN+です。これによって視界が定まります。また、ここに関しては一番自由度があってよいと思っています。

白数字が設定できた後に緑数字を設定すれば終わりです。ただしここも重要で僕は2つの基準を持って設定する必要があると考えています。

  1. 残像が見えるか見えないか

  2. 目線が上下に動かないか

1つずつ解説します。

  1. 残像が見えるか見えないか

ぶっちゃけLM筐体のモニターって性能がそこまでよくないなと思っています。旧筐体のモニターだとかなり分かりやすいですが、早すぎるとノーツがブレて目線固定の阻害になります。

なので基本的な条件として残像が見えない程度には緑数字を下げる必要があります。

2.目線が上下に動かないか

緑数字がその人にとって遅すぎると16分乱打などにおいては特に目線が上下に動きがちになります。

乱打中にいくつか黄GREATが出たときに

全てFAST, SLOW…判定を調整する
FASTとSLOWが入り乱れてる…緑数字を小さくして判定を調整する

こういう感じのロジックで考えればいいんじゃないかと思います。


実践した結果

前回、緑数字をこのように設定していました

上記の考えを実践した結果、こうなりました

配信の切り抜き
  • LIFT…ACは基本的にずっとここから変えていません。靴の高さによって変わるのでゲーセンに行く時には基本的に同じ靴をずっと履くようにしています。

  • SUDDEN+…視界とほぼ同じ範囲しか見えないようにしています。これによって顔の位置が変わったときに分かりやすくなりました

  • 緑数字…240近辺にしたところかなり横認識がしやすいことに気づき、残像が出ないギリギリを追求した結果242に収まりました。

「お前最初緑数字247で早すぎて高速でslow出るとか言っておきながら結局緑242にしてるじゃねえか」ってツッコミが入りそうですがはい、その通りです。色々と思考を重ねていくうちに運指を矯正するだけで案外高速耐性に関してはつくということを理解できました。

ただ、一時的に緑数字を大きくしたりSUDDEN+を上げたことに意味はあると思っていて、運指を指ガチ押しにするために重要な体の姿勢だとか目線固定の練習だとかをする大きな手助けにはなったかなと思いました。


これによって

このようにBPMが180以上の曲でも以前では出なかったようなレベルのスコアが出始めるようになってきました。

単発系や遅めの16分の曲でもブレずに押せるようになってきたので、結果として1ヶ月間での矯正は大成功に終わったといって良いと思います。


今回のアリーナでもA1になれました。


最後に

1か月ちょい、3回にわたって書いた矯正日記は成功という形で終わりますが、まだまだ皿を中心にできない属性の曲はたくさんあるので全て克服してA1維持3桁出せるくらいうまくなろうと思っています。

これからもそれらの対策、克服法、考えたことなどをnoteにまとめていこうと思いますのでよかったらフォローなどしていただけると幸いです。

以上、ひたらぎでした。


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