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PENTAXのデジタル一眼・ラインナップ年表

 PENTAX KF発売か、という噂が飛び交い、にわかにPENTAX界隈が盛り上がっておりますが、その中で「PENTAXはネーミングの規則性が甘くてどの機種がどのクラスかよくわからない」という話を聞きました。
 確かに、KFというネーミングだと、KPと同じクラスっぽい。しかしKFの見た目はどう見てもK-70の後継機。はて。

 PENTAXデジタル一眼の過去の機種を、クラス別に分けて年表形式でまとめたらわかりやすいかな、と思ったので、ちょっとやってみました。
 センサーサイズが違う645・35mm版・Qはそれぞれひとつのクラス。
 APS-Cのみ、上級・中級・エントリーの3段階に分けました。ただ、別にPENTAXがどれがどのクラスと明言してるとは限らず、私見で分けてます。


 というような感じです。

 異論あると思うところは、K-3 IIの次のハイエンドとしてKPをいれてるのは、「KPは上中下とは別の、ニコンでいうDf的なものじゃないの」というのもわかります。
 ただまあDfほど特殊さを推してる感じもしないし、J Limited出したんだし、ということで。
 K-3IIが上級機、KPが中級でK-70がエントリーという見方もわかるんですが、K-70はやっぱり内容がエントリー機としては豪華すぎます。また、PENTAXのエントリー機特有の奇妙な一芸がないおとなしい機種ですし。

 あとK-S1とK-S2ですが、K-S2が内容的にちょっとお金がかかってる(AFセンサーが新しい、バリアングル液晶、連射バッファ多め、撮影機能がやや充実)こと、両機の発売時期が近いこと、PENTAXのエントリー機は珍妙な一発芸を付けてくる傾向にK-S1の発光が該当することなどから、K-S1をエントリー・K-S2を中級機としました。

 K-01は位置づけがよくわからん特殊モデルではありますが、K-rの生産終了と近い時期に発売しているので。

 ということで、整理してみると、それなりに格付けとネーミングは一致してるかと思います。上に挙がった機種がちょっと独特なくらいで。
 K-90じゃなくてKFだというのは、また謎のネーミング感はありますけれども。


余談:レンズがやばい

 PENTAXの場合はレンズのほうが結構頼りないネーミングされてまして。

 ただ、その時々の事情を丹念に調べれば、仕方なかったものもあるかもしれないな。今度考えてみるか……。


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