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わかわかビジ用語⑥【TOBほか】

わかりそうでわからないビジネス用語を日経新聞初心者koyoが根元から解説します!日々の教育の中でぜひ教えてあげてください!#簿記の勉強を始めました!

TOB(株式公開買い付け)

株を買いたい投資家(ほとんどの場合は企業)が、この値段で買います!という風に多数の投資家に提示して、株を買い上げること。具体的な例を示したほうがわかりやすいと思う。

企業Aが企業Bを買収、子会社化するときに、AはBの株式を手に入れなければならない。その際に、その株券を持っている投資家が売りたくなるような株式の価格(TOB価格)を提示して、株式の売りを促す。TOB価格は現状の株価よりも高く設定されるので、投資家も得をすることになる。

今日の日経はTOBに関してのニュースがたくさんありました!

民事再生手続き

民事再生法に基づいて再生計画を裁判所に認可してもらう手続き。倒産した際の対処法の一種。

倒産とは、企業が債務の支払不能に陥ったり、経済活動を続けることが困難になった状態である。その中に、会社更生法、民事再生法、破産、特別清算がある。経営破綻という言葉も、基本的には倒産と同じ意味である。

企業が債務の支払不能に陥った時のことを考える。民事再生法の手続きは、再生計画を作るところから始まる。これは債務の負担を軽くしたり、分割払いにしたりするものである。これを裁判所に認可してもらい、事業の再建を図っていくというのもである。この場合は基本的には会社がなくなってしまうということはなくなる。

時価総額

企業の価値を表す数値の一種。式が決まっており株式価格×発行済み株式数である。

企業の価値は単に株価で比べられることも多かったが、株価には開きがあるため、それだけで企業の価値は把握できない。例えば、ユニクロの服とバーバリーの服には値段の開きはあるがバーバリーのほうが売り上げが大きいとは限らない。そこで発行された株式の数を掛けることで、企業の価値を図ろうというのが時価総額の考え方である。

世界のランキング上位にはGAFAMアリババテンセントといった世界の有名企業が名を連ねている。ちなみに、今日の日本の時価総額1位はトヨタ自動車。

IPO(新規株式公開)

それまでは企業の経営者や関係者が保有していた株式を、市場に出してほかの投資家も買うことができるように公開すること。

これを行うメリットとしては、株式を買ってもらうことで、資金調達が可能になることである。また認知度が上がり、社会的信用も得ることができるという点も挙げられる。

しかしデメリットとしては、企業の経営が投資家の監視のもとに行われ、経営に対して厳しい視線を送られるとになるという点である。


TOBIPOはとてもよく出てくるのでぜひ覚えていただければと思います!
以上Koyoでした!


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