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わかわかビジ用語③【法人税とは】

わかりそうでわからないビジネス用語を日経新聞初心者koyoが根元から解説します!日々の教育の中でぜひ教えてあげてください!#昨日はさぼりました

今日のわかわかビジ用語は法人税です!

今日の日経を読んでいたら

昨年度の税収2兆円減、法人税1.5兆円落ち込みという記事がありました!
ん?法人税?知ってるよ?と思われたかもしれません。皆さん知ってのとおり、法人税は会社が払うお金です!

今回は言葉の意味だけではなく、日本の税収がどのようになっているのかを書いていこうと思います!

法人税とは?

そもそも法人とは
法人とはざっっっっっっっっくり言えば団体のことです。一般企業が一番わかりやすいですね。ほかにも、地方公共団体やNPO、学校法人、信用金庫、はたまたPTAまで法人扱いです。ほとんどすべての団体は法人だと思って大丈夫です。

このうち法人税の課税対象となるのは普通法人(普通の会社)、協同組合等(農協とか)です。ちなみに非課税となるのは、公益法人等(学校法人とか)、人格のない社団(PTAとか)、公共法人(地方公共団体とか)です。

課税対象は?
基本的には、事業に対する所得に対して税金がかかります。これは細かく設定されているので詳しくは触れませんが。

実際にはもっと細かな計算をしますので正確なものではないという前提で聞いてください。
株式会社koyoがニンジンを100円で仕入れて1000円で売りました。ここで、利益は900円です。しかし社長のkoyo君はお昼に友達のとの重要会議(ウイイレ)をマックでするために100円を使いました。重要会議は事業のための大切な経費なので、この分は所得には含まれません。よって所得は800円です。この800円に対してだいたい20%くらいの税金がかかるので、だいたい640円くらいが手元に残ります。
もう一度言います。厳密ではないですがこんなイメージだということが伝割ればうれしいです。

今回のニュースは?

2019年度の税収が当初の予想を下回っていた!というニュースでした。

当初の予想では60兆円だったものが、実は58兆円だった!
そのうち法人税は1.5兆円減っているからほとんどこの分だ!ということですね。

感覚バグりますけど、2兆円って普通にハンパねー額ですよね。

なぜ予想を下回ったかというと、コロナです。年度末当たりからコロナちゃんが襲来したため、企業がブレーキを踏まざるを得なかったということですね。

所得税や消費税よりも早く反応していることから、一般の消費よりも景気に左右されやすいという性格が見て取れるのでしょうか。

日本の税収

皆さんは日本の税収がどれくらいだかご存じですか?

以下はコロナ前の2019年12月時点での、2020年度の予測でした。

答えは63兆5130億円です。今回はその内訳です。上位3つを掲載します。
消費税:21兆7190億円
所得税:19兆5290億円
法人税:12兆650億円
この3つで大半を占めていることがわかりますね!

しかし!コロナが襲来したため、この税収も大幅に落ち込むことが予想されています!適当に予想すると49兆円くらいまで落ちるのではないでしょうか!当たったら酒おごってください。

こういった数字の感覚を学校でも培うことができたらよいのかなと思っています!

以上Koyoでした!



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