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わかわかビジ用語⑧【ROEほか】

わかりそうでわからないビジネス用語を日経新聞初心者koyoが根元から解説します!日々の教育の中でぜひ教えてあげてください!#パソコンの調子が悪いので先代のパソコンを引っ張り出しました。

今回のメインとなるROEROICを理解するためには必ずわかわか⑦の内容が大事になってきます!まだお読みでない方は必ず最優先でお読みください↓↓↓

ESG投資

まずはウォームアップにESG投資をご紹介。以前にも紹介しましたが。

投資における考え方の一つで、環境(Environment)、社会貢献(Society)、企業統治(Governance)を重視して、良い企業に投資を使用という考え方。

皆さんもご存じのとおり、近年では環境問題の深刻化等の影響もあり、大量生産大量消費というビジネスモデルから、持続可能な開発というモデルへの転換が求められている。毎年被害が大きくなる豪雨被害やプラスチック海洋汚染の問題もこの考え方を後押ししている。

従来は企業の業績や資産と負債といった財務状況が重視されていた。しかし、従来の株価指標よりも、ESGを考慮した指標のほうがポイントが高いという事実もある。これか主流になる考え方かもしれない。


ROE(自己資本利益率)

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前回に引き続き上記の図を貼っておく。この図なしにROEは語れない。

図1

上記がROEの式。純利益(正確には当期純利益)は上図の利益に当たる。自己資本は上図の資本に当たる。

企業の業績を考えるときに単純に利益だけを比較することもできるが、利益を出すために借金を多くしていたら(負債を多く抱えていたら)、健全な財政とは言えない。そこでこの指標が用いられる。

ROIC(投下資本利益率)

ROEと似ているようで違う。式は以下の通り(厳密には異なるがわかりやすさ重視なのでご勘弁を)。

図2

有利子負債を分母にカウントしてあげたもの。と、いうのも、ROEは実は小手先のテクニックで操作できてしまう。悪気がなくても捜査してしまっているという場合も往々にしてある。

ROICはWACCという指標と一緒に見てあげることが重要になる。ROIC>WACCとなっていればよい財務状況であり、ROIC<WACCだと悪いということになる。

ここまでくると相当上級の話になるので、とりあえずここまでで全く問題ないかと思う。深く解説できるレベルまで勉強ができたら、皆さんにもお伝えしたい。


以上になります!今日はアルファベットばっかりでしたね!まだまだ勉強不足なので頑張っていきます!Koyoでした!




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