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わかわかビジ用語②【先物取引とは】

わかりそうでわからないビジネス用語を日経新聞初心者koyoが根元から解説します!日々の教育の中でぜひ教えてあげてください!#香港が大変なことになっています

今日のわかわかビジ用語は先物取引です!

今日の日経を読んでいたら

シカゴ大豆先物、3カ月ぶり高値 作付けが予想下回るというニュースがありました。株の先物取引とか、原油の先物取引などは過去にも聞いたことがあったのですが大豆にもそんなものがあるのかと思いました。そもそも先物取引がどのようなものなのかがわからなかったので今日は解説していきいます。

先物取引

先物取引とは、将来の契約を今してしまうという取引の手法です。結構シンプルですね!

例えば、私はこの米1㎏を来週の水曜日に1000円で買います!と約束してしまうわけです。そして水曜日には何があっても買うというわけです。ちなみに、買うだけでなく売ることもできます。

先物取引の対義語は現物取引です。我々が行う取引はほとんどこれです。私は今このお米が1000円と表示されているのでその値段で買います!という話です。普通ですね!

先物取引をすると何が起きるのでしょうか?例えば、今「私はこの米10㎏を来週の水曜日に10000円で買います!」と宣言したとします。

しかし、宣言をした次の日に、日本の田んぼがすべて燃えるコメショックが起こり(#なにそれ)、みんなが米を欲しがって、次の水曜日に米の値段が10㎏50000円に上がりました。しかし私は10000円で買うことができて差額の40000円分得することができたとなります。

逆もしかりです。次の日に日本人の食欲がなくなり、コメの値段が10㎏1000円になったら、次に水曜日に10000円で買わなくてはならないので、損をするわけです。

ここまでを知っていれば先ほどの日経のニュースはほぼほぼ理解できると思います!

実際の先物取引

米や大豆だと価格が変動するイメージがないので我々は想像しづらいです。先物取引で一番よくあるのは、株価や原油です。特に皆さんのほうは買う機会があるかもしれませんね。本当はもっといっぱいあります。

なぜ株や原油を先物取引で扱うかというとことは少し難しい話になりますが、先物取引を行うことで、安定した値段で取引を行うことができるようになります。また、これを行うことで市場の価格の調整機能も担っています。

先物取引ということを考えた天才たちが(18世紀のオランダに)いたから、あまりに大きな価格変動におびえることなく、我々は安心して生活できるんだよ!

と、ドヤ顔で教えてあげてください!

以上Koyoでした!

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