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ぬい用パーカー型紙&作り方

ハグミャーぬいサイズのノースリーブパーカーの型紙を配布します。
ハグミャーぬい本体の型紙は、以下の記事で公開しています。

ハグミャーぬいのボディサイズは上の画像くらいです。体型が近いぬいぐるみであれば着用可能です。我が家にいるぬいぐるみでは、ちびぐるみに着せられました。

作例

フロント部分にアイロンプリントや刺繍をしたり、紐やリボンでデコってもかわいいです。

型紙

画像もPDFも内容は同じです。PDFの方が軽くて高画質。

A4サイズの紙に印刷してお使いください。
ハグミャーぬい本体を拡大もしくは縮小して作っている場合は、本体と同じ倍率で型紙を印刷してください。

型紙使用時のお願い

  • 本型紙で作った作品の販売はご遠慮ください。友人・家族等に無償で譲渡するのはOK。

  • 型紙の再配布を禁止します。

  • 型紙のアレンジはご自由にどうぞ。

  • 作った作品の写真等をSNS等に投稿することは問題ありません。事前に許可をとる必要はありません。

材料

  • 布(ニット生地等)

  • 伸びどめテープ(伸びない布なら不要)

  • 縫い糸

布はニット生地が風合いよく仕上がっておすすめです。
本記事に載せている作例では、スムースニットを使っています。

ニット生地は縫っているうちに伸びて形が崩れてしまいやすいので、伸びどめテープで補強するときれいに仕上がります。
伸びどめテープは、ニット生地用の薄手のものがおすすめです。

トイクロス(トイニット)で作っても起毛感があってかわいいです。トイクロスは透けやすいので濃い色の生地がおすすめ。
トイクロス等の伸びにくい生地の場合は、伸びどめテープは不要です。

作り方

(1) 型紙の形に布を切ります。

型紙には、布目の方向が書かれています。布目の方向は、ニット生地がよく伸びる方向と直交する方向です。
型紙に書かれている矢印の方向と、生地の布目の方向が一致するように型紙をあてて切り出してください。

仕上がり線(縫う位置)を布に書き写した方が縫いやすい方は、布裏に仕上がり線を書き写してください。

(2) 布裏に伸びどめテープをアイロンで接着します。

型紙に記載の位置に伸びどめテープを貼ります。
伸びにくい生地の場合、この工程は不要です。

伸びどめテープを貼ると袖口の切り込みが塞がってしまうので、切り込みを入れ直しておきます。

(3) フードの縁、身頃の袖部分の布端を折ってステッチを入れます。

縫わずに布用接着剤で処理してもOKです。

(4) 前身頃と後身頃を中表に合わせて、側面の部分を縫います。

(5) 身頃の裾部分にリブを縫い付けます。

リブパーツを2つに折り、身頃の表側に置いてリブの真ん中を縫います。
身頃からはみ出たリブは切り落としておきます。

(6) フードと身頃の襟ぐり部分を中表に合わせて縫います。

位置の合わせ方は写真を参考にしてください。
前身頃の中心部分で、フードの前側の端は数mm重なるようになっています。

フードの布端は伸び止め処理をしていないため、生地が伸びて身頃側の布端の長さと合わない場合があります。
その場合は、フードの切込みの位置に身頃の布端を合わせることを優先してください。フードの後頭部側の布端が身頃から少しはみ出ていても、仕上りにあまり影響はありません。

(7) 背中の中心を中表に合わせて縫います。

背中側を縫い合わせ、表に返したら完成です!

着せる時は、襟ぐりからぬいぐるみの胴体を押し込んで着せてください。
ぬいぐるみの胴体が襟ぐりを通らない場合は、型紙を拡大して作ってみてください。
特に伸びない布で作る場合は、最初から5%程度拡大して作った方が着せやすいかもしれません。

参考動画

昔投稿した16cmぬいサイズのパーカーの作り方の動画です。
今回のパーカーは、袖付けの工程がありませんが、それ以外の作り方は大体動画と同じなので、参考にしてください。