20世紀最高の小説「ユリシーズ」とは
今日も「読むだけで身につく世界の教養365」より
2日目 文学より「ユリシーズ」についてnoteします
というか読んだこともないのでなかなか難しいです
ジェイムズ ジョイスの「ユリシーズ」は
20世紀に英語で書かれた中で最高の小説だとこの本の著者は言ってます
古代ギリシア文学のホメロスの「オデュッセイア」を
アイルランドの都市ダブリンでのある1日
1904年6月16日の出来事として作り方変えた小説のようです
出だしから何のことか理解出来ずに戸惑いましたが
恐らく昔の小説をベースに時代背景や人物などを変えて現代版にしたような作品かと思います
ただ最高の小説と言われるくらいだから
そんなかんたんに言っていいような作品ではないことが伝わります
ストーリー
ホメロス版の主人公英雄オデュッセウスは
レオポルド ブルームというお世辞にも英雄とは言えない
妻に浮気された中年の広告セールスマンに置き換えられてる
ブルームが使い走りをしたり
仕事の約束を取りつけたりしながら長い一日を送り
ようやく家に帰るというストーリーのようです
主人公
レオポルド ブルームは一見すると控えめで平凡そうだが
出会う何人もの変な登場人物たちのほぼ全員に
寛容さと度量の広さを示して英雄的な人物として描かれている
何気ない日々の雑事を通して、
彼は現代世界でおそらく唯一可能なヒロイズムである
日常的ヒロイズムを実践しているのだ
しかも自分は部外者だという意識を常に抱いている
ブルームはカトリック信者が圧倒的多数を占める
アイルランドで暮すユダヤ教徒なのだ
ブルームはいつも楽観的で不安を払いのける
作品としてのユリシーズ
ユリシーズと言えば
⁕登場人物を丹念に描写してる
⁕他の文学作品や芸術作品にそれとなく触れてる
⁕言葉の斬新な使い方に溢れている
⁕全編を通じて文学のジャンルや形式を脚本や広告文に至るまで変幻自在に操ってる
⁕意識の流れという叙述技法を大々的に使っている
ということで有名のようです
この技法はのちの作家たちにも多大な影響を与えている
最後に
今回もハードルの高い内容でした
ホメロスの「オデュッセイア」から知らなく
ユリシーズとは
ホメロス版主人公のオデュッセウスのラテン名のようです
またカトリック教徒が多数派の国のユダヤ教徒という設定を
聞いただけでも様々な問題が出てくるだろうなと推測します
アイルランドでは半世紀くらい
作品を嫌悪されていましたが
現代では観光産業ともなり受けいられているようです
また6月16日はブルームズデーとして
各地で祝われているようです
それでは今日はここまで!
明日3日目は 芸術より
「ラスコーの洞窟壁画」をnoteします
それではまた明日😁
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