10月の西地区を振り返るpart2
見出し画像

10月の西地区を振り返るpart2

B.B.

前回の続き!


名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 5−4

怪我人や合流の遅れた選手がおり、若干波に乗れなかった名古屋。ただ、内容を見れば今シーズンもちゃんと強いことがわかります。

名古屋の特徴といえばOF。今シーズンもシュート力の高い選手を揃え、3Pを多投するスタイルを継続。効率的なOFで、リーグトップの得点力を誇ります(91.0P)。OFはなんの問題もないし、DFも悪すぎるというレベルではないので、これから順調に勝ち星を伸ばしていくと思います。

ただ、外国籍のメンツが若干サイズ不足なので、東京や千葉、川崎、琉球のようなゴリゴリのビックマンたちを抱える上位陣に対しては苦しい気がします。シュート力とスピードを重視した尖ったロスターは面白いですが、Bリーグの環境的にはまだ難しいかもしれません。張本がもう1人欲しくなりそう。

key player 齋藤 拓実

そんなシュート力の高い選手が多い名古屋の中でも出色の活躍をしているのが齋藤です。

齋藤 拓実 12.9P  (3P% : 51.6%  FG : 53.7%) TS% : 71.9%

ちょっとヤバいスタッツ。TS 71.9%は完全なバグです。

もともとシュートの上手い選手でしたが、今シーズンはレベルが違います。現時点でのリーグ最高効率のOFマシーンは齋藤でしょう。相手チームも齋藤のことは当然警戒し、対策をとっているのですが、その対策を超えてこれだけの成績を残すとは... もしかしたら齋藤の冨樫越えは現実的になってきたのかもしれません。


信州ブレイブウォリアーズ 5−4

まあ大体予想通りだった信州の勝率。ただ、4連敗した後にずるずる行かずに、大阪戦でバウンスバックできたのは素晴らしかった。あそこの接戦を落としていたら、今ひどい状態だったかもしれないので結構ギリギリのラインで戦っています。北海道戦も危なかったしね。

若手三銃士を加えて得点力の強化を狙った信州ですが、今のところそれほど大きな変化はありません。

2020-21 71.9P(20位) → 2021-22 74.1P(20位)

上がってはいるけど、劇的な変化とはいってない様子です。ただこれは、富山と東京戦で50点代の試合があったからかなと思います。いずれは上がってくるかな。

さて、今のところ成果の見えづらい信州のOFですが、明確に変わっているポイントがあります。それがQ毎の得点推移です。

2021-22 信州                           1Q:16.9P  2Q :16.1P  3Q :19.4P  4Q:21.7P      

Q毎の得点推移を見ればわかる通り、今シーズンの信州は後半に強いチームになっています。逆にいえば立ち上がりが悪いという課題もありますが、昨シーズンと比べると勝負所で抜け出せる強さが付いたと言えるでしょう。 

key player 前田 怜緒

個人的に今の信州で1番成長している選手だと思います。岡田や熊谷は、成長したというよりは、役割の増加によって活躍が数字として現れやすくなったという感じです。プレー自体はそれほど変わっていない。

一方前田は明確にプレーの幅が増していっています。特に顕著なのがハンドラー化。西山の欠場が続いていることで若干ハンドラー不足だったのですが、前田がそこを埋める活躍をし始めています。初めハンドラーをやり始めたときは、ドリブル高いし、質の悪いTOしちゃうし、パス雑だしで大丈夫かよと思いましたが、試合ごとにどんどん改善されていっています。今では大崎を差し置いてハンドラーを務めることも。

そんな中で、PG +前田、三ツ井+マック+マーシャルorホーキンソンの前田がハンドラーを務めるラインナップが最近ちょくちょくやるようになりました。これが前田、三ツ井、マックのウィングラインがDFカチカチで実にマイケル好みになっています。これは今後も増えていきそうな予感がします。

Bリーグによくいる3&DのハッスルFから、オールラウンダータイプへと進化しようとしています。Bリーグにはあまり特徴のあるウィングがいないので、前田の成長はとても楽しみな要素になっています。


大阪エヴェッサ 3−6 

昨シーズンは西地区2位と躍進した大阪ですが、今のところ苦戦を強いられています。

大阪が苦戦しているポイントはOF。昨シーズンの84.5Pから75.7Pに大きく減少しています。もちろん、スコアラーの橋本の離脱は痛いのですが、昨シーズン後半に橋本を失ってからはここまで崩れていなかったはずです。

大阪は今シーズン、外国籍選手の構成をハンドラー1、ウィング2、ビックマン1というかなり尖ったものにしています。この狙いとしては、高さよりも速さを重視し、DJニュービルを中心とした早い展開のバスケを目指すというものだと思います。ビックマンがハレルソンからハントに変わったのが象徴的です。しかし、現在の大阪のペースは73.6でリーグ最下位。ペースが遅いのにシュート確率も悪い、というかなり苦しい状況になってしまっています。

恐らく目指す形としては名古屋が近いのですが、中村、モーア、アイラとシュートに苦しんでいる選手が多く、チームコンセプトが機能していません。追い討ちをかけるように橋本がアキレス腱を断裂、ちょっと明るい材料が少なすぎる。

大学生でビックマン取る?阿蓮なんて狙い目そうだが。阿蓮にとっても渋谷より大阪の方が役割ありそうだからおすすめ。

key player ザック・モーア 

大阪が獲得を発表したときは確かシューターという話だったはずだが、実際はビックマンだった人。ここまで4.8rebと素晴らしい活躍です。ただシュートは3P 25.0%と苦しんでいます。そもそも3PAが1.8しかないので全然打っていません。チーム構成的に、リバウンドに強くてシュートの上手いウィングというのは絶対に必要なポジションです。

それが今のところ、リバウンドの強いモーアはコートに置きたいが、シュートで足を引っ張るのでプラマイゼロといった感じです。なので、モーアのシュートが改善されれば大阪はかなり助かると思います。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
B.B.
ただただ好きなことについて整理するために書いてます