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人材業界の概要


採用サービスを扱う人材業界。
様々な名前のサービスがあり、同じ会社の違う部署から営業電話が何度もかかってくることもしばしば。

今日はその概要について。

人材業界には大きく4つの分野があると言われている。

A.求人広告
B.人材紹介
C.人材派遣
D.人材活用(研修、コンサル等)



それぞれに様々な形態のサービスがありますが、人材業界の提供している価値としてはおそよ以下の4つ。

①求職者に求人票を公開する
②応募者を集める(集客)
③労働者を提供する(応募者を集め、入社まで結びつける)
④労働者のスキルやモチベーションを高める

この、何を提供しているかによって、
お金がかかるタイミングが変わります。


①求職者に求人票を公開する
※応募があるかどうかには責任を持たない
 ⇒求人広告掲載料(掲載課金)
【A.求人広告】


②応募者を集める(集客)
 ⇒広告クリック課金、応募課金、内定課金、説明会動員課金など入社したかどうかではなく、集客数に課金される。
【A.求人広告、採用イベントなど】


③労働者を提供する※入社まで結びつける
 ⇒内定課金、入社課金とタイミングはいくつかあるが、入社しない場合には返金規定がある。
【A.入社課金の求人広告、B.人材紹介会社、C.人材派遣】


④労働者のスキルやモチベーションを高める
 ⇒研修、従業員向けの調査(従業員満足度など)、人事関連コンサルティング。
サービス納品時に請求。
【D.人材活用(教育研修会社、人事コンサル会社など)】



会社によっては、同じ会社がA.求人広告サービスとB.人材紹介サービスを提供している会社もあるし、

A.求人広告サービスの中にも、①掲載課金 ②応募課金、③入社課金(採用成功課金)を選べるようにしているものもある。

そのため、初心者人事には非常にわかりにくいサービスになっているのだけど、

「何を提供しているか?」に意識を向けて話をきくとわかりやすいかもしれません。

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