見出し画像

テイクアウトの利点と問題点と今後

多くのお店でやっているテイクアウトの形は
持ち帰った容器でそのまま食べれますよ。というスタイルが多いのかな
と、SNS見てたり実際テイクアウトしてみたりして思っています

中には、パスタソースとか、そういった調理に使うものをテイクアウト商品として
販売しているお店さんもありますが、
オードブルとかお弁当とか、そういったのがメインかなと思います

圧倒的に嬉しいのは、持って帰ってそのままテーブルに広げれば
もういきなり晩御飯の時間がやってくる!という手軽さかなと思います

そして、当たり前ながら美味しいものが、
そして、お店によっては店内で食べるよりもお得に食べられるのかなと思います

料理が美味しい。というところはおそらく
レストラン/テイクアウトとそこまで大差ないかなと思いますが
(焼いたお肉。とか、料理によって熱々のタイミングを逃すと
家庭で再現してもらうのはほぼ不可能なものもあるので、
メニューは限られるでしょうが)、
レストランでは「空間」を提供していたのが、テイクアウトではできず、
そこが大きく「楽」を提供するに変わっているのかな。と思っています


楽。というのは、どちらかと言うとエネルギーを抜くというか、
気持ち的に沈める方向の感覚で、
個人的には、外食に求める高揚感と反対向きな感覚と捉えています

もちろん、普段の晩御飯と比べると、確実にテイクアウトのほうが
テンションは上がるでしょうが、
店内で食べるような特別感や高揚感というのと比べると、だいぶ劣るかなと
思います

今日ご飯作るの面倒くさいし。という感覚で寄ってもらえるお店であれば、
楽をしたい。の提供場所が変わることはそれほど大きくないように思うのですが、
(ちなみに、そういうお店を卑下するとかそういうつもりは全くないですし、
 コロナ流行前は日常的にそういうお店利用していたし、
 今でも惣菜買ったりとか気軽に利用できるお店をありがたいと思っています)
レストランでは高揚感とかを持ってもらえるようにしたいと思っているお店が、
テイクアウトでは楽を売りにするのは違うかな。。。と考えています

どこまでできるのかはわからないですが、
理想で言えば、合わせる飲み物も提案してみたり、
BGMを指定してみたり、お皿やカットラリを貸し出したり。。。
環境を整えることまで踏み込んで提案する。というのも一つの形ではないかな。
と、思っていますし、
テイクアウトした人とオンラインでつないで、食べ進めるのを見ながら
タイムリーに料理の説明をする。とかそういうお店のサービスを提供することも
やり方としてはあるのではと思っています
(さすがにこれは求めている人がいる気がしないので、やらないですが)

4,5月と、今までやってないお店がテイクアウトをする!という目新しさと、
レストランでの食事が危険だという世間の認識とで、
だいぶとテイクアウトが繁盛したと思いますが、
この先今ほどの盛り上がりがなく、でもテイクアウトを継続していくのであれば
付加価値をどこに見出すべきか。。。考えないといけないなと思っています
(もちろん、ご提供する料理が美味しい前提ですので、
そこは手を抜かず頑張ります)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?