【白と黒の魔術？～ピアノデュオの追記】〜PianoduoSAKAMOTO

　昨日5月26日、福岡女学院高等学校音楽科開設60周年記念演奏会の2部での演奏は、ピアノデュオで活躍の坂本彩さん＆リサさん姉妹であった。

　プロフィールから海外（留学先ドイツ）では、ピアノデュオ科があることを初めて知る、（日本にもそういう専攻科があるのかもしれない）確かにソロで演奏する場合、デュオで演奏する場合、伴奏で演奏する場合、それぞれ全く演奏法が違うのだろうと想像する。

　さて、華奢なかわいらしい容姿、トークもおっとりとした優しい話し方。
なのにだ！
デュオとなると、まぁその見た目、雰囲気を覆すように躍動感があり、うねりがあり、力強さがあり、そのギャップに驚いた。
　特にW・ルトスワフスキの『バガニーニの主題による変奏曲」とM・ラヴェルの『ラ・ヴァルス』は、目をつぶって聞くと、華奢な女性が演奏していると思えないような力強さで、この果敢な勢いはすごいなぁと敬服。

　このお二人のプロフィールで驚いたのは、ピアノの経歴もさることながら、別の特技、日本棋院・囲碁三段！の実力者だそう！
「あー囲碁は勝負の世界だね、攻めなきゃダメだもんね、この果敢さは囲碁の素養と実力にも、もつながっているのかしらん？」などと舌を巻きながら、聴いていた。
　…そしてこのお二人は「白」と「黒」の魔術師なのね～
《ピアノの白と黒の鍵盤》、
そして《囲碁の白と黒の碁石》！
あくまで個人的感想で、考えてもわからないことなのだが…
しかしそう思わずにはいられない見事な演奏に拍手喝采！

#坂本彩 ＆リサピアノデュオ #福岡女学院高等学校音楽科 #PianoduoSAKAMOTO