見出し画像

人間が努力できない理由

過酷な自然環境で生きる動物達は
一瞬の油断で人生が終わる

だから常にその一瞬の為に余力を残しておかなければならず
全力で生き続けるという事が出来ない

知識経験のない幼児や子供が本能で行動するように
知識経験の少ない人間は自分で物事を判断出来ない為に
本能がほとんどの行動を決めていて
『平穏な時に頑張るな』
というプログラムが強く支配している

締め切り効果や危機的状況にならないと
人間が頑張らないのはこれ

フィクションやゲームなどは
『現実感の少ない危機感』などを上手く錯覚させる事で
(現実感が強すぎると脳は拒否してしまう)
脳から意欲(時間を使わせる行動)を引きだしている

努力し続けられる人間はそれらを上手く利用し
自分の行動を引きだしている

ギャンブル依存者や喫煙者などは
行動を自分で選択していると思っているが
現実には『ギャンブルをしろ』『タバコを吸え』という
脳からの命令に逆らえないだけ

例えば『意志が弱い』
弱いという事は
『何かより弱い』『何かに負けている』という事を意味しているが
ほとんどの人間は何に負けているのかが理解出来ておらず
相手が見えていないのだから当然勝つ事も出来ない

何が好きで何が嫌いかを人間は自分で選択する事は出来ない

それらを決めている基本的なプログラムを
人間は本能や価値観や欲求などと呼んでいる

ほとんどの人間は精神が幼稚すぎる為か
自分は自分の一部でしかない
自分は自分の主人ではない
という事実から生み出されるストレスに耐えられず
現実を拒否してしまう

当たり前だが
相手を見ずに勝つことは難しく
ほとんどの人間は負け続ける事になる




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?