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お天道様が見ててくれる 親に見守られていないと安心して遊べない子供達

太陽は人間になど一切 興味は無い
見ているのは
周りにいる人間と自分自身だけ

公園に連れてきてもらった幼児が
夢中になって遊べるのは
保護者に見守られているという安心感があるから

神を信じている者達の思考原理はこれ

神や先祖や宇宙の意思や
『何かに見守られている』というものは
幼児の思考であって大人の思考ではないが

大人になった事のない子供達は
それを理解出来ない

精神が子供のままだと
本能が生み出す不安に支配されてしまい
物事に集中出来ない

そこで本能的に生み出された仮想の保護者が
神でありお天道様

人間はとても知能の低い動物なので
未来に何が起こるのかを予測出来ない

不安は無数に生み出されてしまう為
それらに思考を奪われないように
目の前の事に集中する為に

何かに挑戦している人間程
この幻想にとらわれやすい

一見、目の前の事に集中する為に便利な道具に感じるが
道具に依存する程その道具は自分の中で大きくなってしまう為
最初は小さな歪みも依存する程大きくなり
人生全体や社会全体になると多くの問題を生み出してしまう

しかし依存している人間は
『それは良い物だ』と思い込んでいる為
問題の原因が分からない

見守っている保護者の脳には『責任』が生まれるが
子供の頭の中にあるのは『楽しむ』事だけ

社会全体において

子供の割合が増える程
摩擦、対立、争いが増え
社会は停滞、猿の社会へと引き戻され

大人の割合が増える程
社会は円滑に進歩していく



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